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  <title>うたかたの日々</title>
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  <description>フリーランスコピーライターの日々の独白、コラム、レビューなどをつらつらと、適当にアップしようかなと思ってます。</description>
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  <title>冬の大三角</title>
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  <description>昨夜、塾帰りに子どもが、開口一番、星がいっぱい見えたと。
冬の大三角でも、授業で習ったのだろうか、このところのマイブームらしい。
帰り道、見通しのいい場所に自転車を止めて夜空を見上げていたようだ。
だからか、ふだんはかけない、いつもかけている眼鏡よりもっと度の強い眼鏡をかけて帰って来ていた。
妻は中学生の時に、クラブ帰りに星を見たらしいが、ぼくは、ほとんど記憶がない。
日食や月食を一瞥したことはかすかに覚えているが。
田舎だもの星なんてすごく見えたろう。紅葉だってそうだ。
少しはきれいだとは思ったかもしれないが、関心はもっと別なところにあった。
高校の新聞部有志で夏休み、旧盆明けに日光の霧降高原にキャンプしたことがあったが、
その時、星々が寒々しいほど光っていた。ほどじゃなくて、寒かった。
荒井由実の『ジャコビニ彗星の日』のイントロのシンセサイザーとか。
思い出した。バリ島のロビナビーチで見た星がきれいだった。
天然プラネタリウム。
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	<dc:creator>soneakira</dc:creator>
  <dc:date>2008-11-20T17:22:52+09:00</dc:date> 
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  <title>クロスワード</title>
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写真は図書館で借りたクロスワード辞典。
アンリ・ミショーのドローイングの如き言葉の氾濫が続いていく。
つーか耳なし芳一も連想してしまう。身体中に書かれた経文。但し耳部除く。
クロスワードパズルを作っているのさ、仕事で。
これは便利。類語辞典も便利だけど。
韻語辞典（半分が頭韻、もう半分が脚韻）もあるとリリックで悩むラッパーや
ネタに苦しむジョイマンは助かるだろう。
その昔、おまけでもらえる小学生向けの手帳に
ダジャレクイズなどいろいろつくったこともあり、
奥付けには、クイズ作家という肩書きが。

東京は夜の7時頃、電話が鳴る。
誰かと思ったら、編プロの人で、ビジネス書の部分ライティング依頼。
来るものは拒めない状態なもので、二つ返事で引き受ける。

今日も校正及び修正作業。気晴らしで買い物に出る。
都営アパートの緋寒桜が開花していた。
あちこちで工事。ガス、水道、電線。
元藁葺き、茅葺の家があった更地は、4分割されて2区画が売れたようだ。
更地の黒土に繁茂するエノコロ草。
冷たく強い風。雲が風に追いやられて空の蒼の部分が多い。
朝の番組で江ノ島のお天気カメラが、雪を戴いた富士山を映していた。
午前中なら駅に向う道からきっと富士山が用賀の高層ビル越しに見えただろう。
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	<dc:creator>soneakira</dc:creator>
  <dc:date>2008-11-19T16:18:51+09:00</dc:date> 
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  <title>PCはご機嫌斜め</title>
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  <description>朝イチでゲラの修正箇所のみ大量FAX、
追加分はメールで戻す。
結局、届けないことにした。

資料を読んでスケジュールを確認して
パソコンに向ったら、パソコンがご機嫌斜めとなる。
いつもは非常に安定しているのに、
いざ、へそを曲げたら、わりかし時間がかかる。
寿命っちゃ寿命なんだけどね。
リセットしてもリカバリーソフトでもダメで、
いったんあきらめ、昼ごはんの焼きそばをつくる。
それとミルクティー。
妻は検診で病院へ、子どもは期末試験で半ドンで帰宅。

このまま再起不能だったら、妻のパソコン経由ネット通販で
つなぎで至急中古のノートパソコンを買わなきゃ、仕事になんねえ。
ブログも更新できねえ。Youtubeもニコ動も見れねえ。
はは、立派なPC依存症。
と思ったら、ご機嫌が直ったようで。
洗って乾かしといたネコのトイレを
玄関先から三和土に写してネコ砂を入れる。

『小説、世界の奏でる音楽』保坂和志著の続きをこれから読む。
小説の読み方が参考になる。書き方も。
○批評や分析は自分のフィールドに作品を引き入れることだが、
そうじゃなくて作品の中にシンクロして自らが入っていく。
「裸を見るな。裸になれ。」という長澤岳夫が書いた往年のPARCOの名コピーを
思い浮かべた。
○ネタではなく、新しさでもなく、人物でもなく。
心理描写ではなく自然や風景描写に魅かれるのはなぜか。
古びないクラシック音楽のようなものか。
風景描写は漫画でいえば、絵なのかなあ。
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	<dc:creator>soneakira</dc:creator>
  <dc:date>2008-11-18T16:41:06+09:00</dc:date> 
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  <title>早かりし</title>
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そういえば、岡本太郎の「明日の神話」って今日オープンのはず。と、思って、
昼間、築地からの打ち合わせの帰りに渋谷駅に寄ったら、夕方からだって。
早かりし、由良之助。
で、写メで公開前の白い布に覆われている壁画を撮る。
ま、不鮮明さが、ティーズってとこで。

岡本太郎 - 明日の神話オフィシャルページ 

移動中に『小説、世界の奏でる音楽』保坂和志著を読む。
ひりついた陰鬱気味のいまの自分には、うってつけ。
チェルフィッチュ・岡田利規の小説版『わたしたちに許された特別な時間の終わり』を、
見事に捌いている。やっぱり、芝居の方も見なきゃな。
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	<dc:creator>soneakira</dc:creator>
  <dc:date>2008-11-17T16:23:13+09:00</dc:date> 
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  <title>ゲラ</title>
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  <description>初稿ゲラが宅配便で届く。つらつら目を通す。
何箇所か修正しなければならない。
編集者からケータイで修正指示を受ける。
ざっと校正してから修正部分にかかる。
集中したんでオーバーヒート気味のポンコツ頭を
エスキモーのチェリオで冷やす。
赤字(つーか、こっちの誤字・脱字だけど(^_^;))や
参考資料出力など結構あるんでFAX戻しは、ちと、厳しい。
休み明けの打ち合わせついでに届けるか。

さほど寒くはないが、天気が悪い。
『シネマ1*運動イメージ』ジル・ドゥルーズ著をゆっくり読んでいる。

おまけ。Yoshio Hayakawa - サルビアの花
なんとなく。</description>
	<dc:creator>soneakira</dc:creator>
  <dc:date>2008-11-15T19:15:58+09:00</dc:date> 
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  <title>土台</title>
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  <description>外はいい天気。
返却資料を着払いでコンビエンスストアまで出しに行く。
外ネコも家ネコも丸まってお午睡。

女性コピーライター、ライターの打診があり、
先輩のコピーライターを紹介する。
一度会っているのだが、忘れているようだった。
午後にお礼のTELあり。
いえいえ、ぼくの方こそ、いろいろご紹介いただいているのだから。

『家を出る日のために』辰巳渚著を読む。
「自由はあるけれども、決まりごとがない」
「情報はあるけれども、生きた智恵がない」
「物はあるけれども、暮らし方がない」
いつものように手厳しいが、納得できてしまう。
戦後、欧米にキャッチアップしようと、経済的な豊かさをめざし、
一時は、追い越してたかのように見えた。
しかし、それと引き換えに「戦後三代」で伝統や文化という「土台」を失くしたと。
暮らし方もか。例として作者は着物をあげている。

「自分よりも経験のある人に教えられ、自分でも経験したり
お手本を真似たりしていくうちに、しっかりと着こなしや着物のルールを
自分のものにしていく。つまり、着物を着る「土台」ができる。
そして、この「土台」があるかないかで、着物を「自由に」着こなせるか
どうかが、大きく違ってくるのだ」

なんだか幸田文の随筆のようでもあるが。
「土台」があってこそ、はじめて自由にできる。型があってこその型破り。
とはいえ、昔に帰れとはいっていない。だって、無理だもの。
「ほんとうの暮らし」は、オリジナル、試行錯誤の末につかみ取るもの。
で、「一人前」だそうだ。はは、いい年こいて、まだ半人前だぜ。
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	<dc:creator>soneakira</dc:creator>
  <dc:date>2008-11-14T18:34:38+09:00</dc:date> 
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  <title>つなげれば、つながる</title>
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  <description>昨日は、打ち合わせで築地方面へ。
帰りに渋谷で下車してタワーレコード、
ブックファーストなど一寸道草。

今日は資料をもう一度、読みつつ、『つなげる力』藤原和博著を読む。
作者は「前杉並区立和田中学校校長」。
公立中学校と学習塾をつなげた「夜スペ」など話題となったが、
校長として行ったことは、つなげること。
学校でできなければ、PTAやボランティアなど
外部の力を借りる。つなげる。
ネットワークといってもよいだろう。
学校のディスクロ−ジャーだ。
図書館や学校の環境整備など金がないなら知恵を出せ。
その数々の事例が取り上げられている。
「三人寄れば文殊の知恵」というではないか。
ま、「船頭多くして船山へ上る」という真逆の場合もあるが。

公立中学校は、いわゆる落ちこぼれ生徒にフォーカスを当ててきた。
しかし、「吹きこぼれ」、5段階評価で4や5のできの良い生徒には
なかなか教師の手が回らない。
よって
「ちょっと経済的にゆとりがあると、私立の中高一貫校の入れる流れが
できてしまった」
と。
苦手科目のある生徒には、「土てら(土曜寺子屋)」、
「吹きこぼれ」の生徒には、「夜スペ」を展開した。
だって優秀な都立高って自校問題（独自で試験問題を出題）で、
それなりの傾向と対策を講じておかないと突破は難しいとか。
同質のクラスターで形成されるのが、私立校の魅力なら、
異質のクラスター、優等生もガキ大将も混在しているのが公立校の魅力だし。

「教育現場の正解主義を払拭せよ」という章もなるほどと思った。
「試行錯誤の中で、「正解」ではなく「納得解（自分自身が納得でき、かつ、
かかわる他人も納得する解）」を見つけ出す訓練である。
まず、やってみて、それから無限に修正していくやり方だ」

ちょっと前にお題目のようにいわれていた「生きる力」は、
実際、このようなメソッドで身につけていくんじゃないだろうか。
ビジネスマン時代のノウハウで民間出身の校長が公立学校を変革するというと、
とかく誤解されやすいが、基本は人間対人間である。
で、作者はいまは、そのノウハウを引っさげ大阪の教育改革に取り組みはじめたそうだ。


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	<dc:creator>soneakira</dc:creator>
  <dc:date>2008-11-12T16:07:26+09:00</dc:date> 
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  <title>言葉のローラーコースターやぁぁ</title>
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  <description>『聖家族』古川日出男著の読書メモ。

東北地方―みちのくとも呼ばれるが、語源は道の奥、陸奥。
東北は方角的に丑寅で鬼門、鬼が棲んでいると言われた。
武家が幕府を開く時に、朝廷から代々征夷大将軍の称号を認定されたが、
その初代は坂上田村麻呂。夷敵の地である東北を制圧した。
福島県の田村郡は、その名にちなんで。
東北は、源義経が逃亡先に選んだ、聖域、アジールでもある。

この本は、東北地方を舞台にしたある血族の物語であり、
東北のゲニウス・ロキ(地霊)の物語でもある。
全体小説、あるいは大きな物語の復権を狙っているのだろうか。
復権ではないか。新しさを感じるもの。
きわめてスピーディーな文体、
時制なんか構ってられるかというテンポ良い展開、
繰り広げられる一種のスペクタル的世界は、読むものを魅了する。
これほどまでページをめくるスピードが高速だったことは最近ではなかった。

同地出身である作者は、東北弁、−正しくは郡山弁かも−方言を
駆使している。作者と同郷であるぼくには、ひたすら懐かしい。
土着的、猥雑な生的エネルギーに満ちあふれている。
井上ひさしの『吉里吉里人』あたりを思い出す。
フォークナーのアメリカ南部、「架空の土地ヨクナパトーファ郡」や
中上健次の紀州ともダブる。
東北地方の物語だが、そうであってそうではない。
辿れば、遡れば、あなた自身の物語でもあることが理解できるはず。
ともかく一気に読みきることだ。細部は再読で味わおう。
作者の真似をして朗読してみれば、文章の心地よいリズムが伝わる。

逃亡小説、伝奇小説、犯罪小説など、
1冊でいろいろな味が楽しめるんで、読む人にとって評価が異なるだろう。
いままで作者が発表していた作品は、
この本を書くためのエチュードだったのかもしれない。
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	<dc:creator>soneakira</dc:creator>
  <dc:date>2008-11-10T17:04:51+09:00</dc:date> 
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  <title>思い出すこと</title>
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  <description>1ヵ月遅れで新規の仕事が動き出す。この時期、ありがたい。
別件が来週入稿予定なので、一波乱、二波乱ありそう。

それとこの時期になると時事ネタとしてボーナスが出て来る。
公務員だった父親は冬のボーナスでスーツをつくったりしていた。
家電を購入したりもしたな。
仕送りしてもらっていたときは、ボーナス月は幾分上乗せしてあった。
何に遣ったんだろ。オレンジ色のダウンジャケットしか思い出せない。
児童心理学の教授に、ダウンジャケットを見られて
「それを切りつけると、羽根が飛び散りますかねえ」とか言われた。
なぜかは知らない。

働きだしてからは、普通の企業に勤めたことがないんで、
ボーナスらしいボーナスとは縁がなかった。円がなかったというべきか。
広告代理店も契約社員扱いだったので年契(年収)を14分割して
ボーナス月にプラス1ヵ月にしていたし。
フリーになってからは、ときたま、ボーナスみたいな仕事があった。
最近は、すっかり影を潜めてしまった。
祖母の住む町に製薬会社の工場があって、
景気のいい時はボーナスがたくさん出て、
不景気の時はボーナスどころか首を切られかねないという話を
子どもの頃、小耳にはさんだ。もう随分昔の話。

午後、駅前の書店をのぞくと、
年賀状のムック売場と手帳売場が新設されていた。
今年は、プライベートは喪中欠礼だしなあ。
営業用の年賀状でも久しぶりに出してみようか。

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	<dc:creator>soneakira</dc:creator>
  <dc:date>2008-11-09T17:05:48+09:00</dc:date> 
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  <title>男と女の間には</title>
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  <description>『できそこないの男たち』福岡伸一著の読書メモ。


「男性は、生命の基本仕様である女性を作りかえて出来上がったものである。
だから、ところどころに急場しのぎの、不細工な仕上がり具合になっているところがある」

「だから男は、寿命が短く、病気にかかりやすく、精神的にも弱い」

劣化コピーね。種の保存のために、はじめに女性(メス)ありき。
というのは、なんとなく知ってはいたが、
かくもきっちりと全編にわたって「分子生物学」的に述べられると、
一応、男であるぼくは、つい襟を正して読んでしまう。

たとえば生殖器官。

「基本仕様として備わっていたミュラー管とウォルフ管。男性はミュラー管を敢えて殺し、
ウォルフ管を促成して生殖器官とした。−略−かくして尿の通り道が、
精液の通り道を借用することになった。ついでに精子を子宮に送り込むための発射台が、
放尿のための棹にも使われるようになった」

前述の女性から男性に「作りかえる」ものが、「SRY遺伝子」で、
そのしもべが「主要な男性ホルモンであるテストステロン」。
「胎児はテストステロンのシャワーを浴びて初めて男になる」。

昔懐かしの保健体育の教科書で読んだ第二次性徴の男の特徴。
のどぼとけが出て、ヒゲなど体毛が濃くなる。これもテストステロンの成せるもの。
男らしさの素でありながら一方で「免疫系を傷つけ続けている可能性がある」。
ガンなど免疫力低下による諸病の引き金になるそうで、ダブルバインドかよ。

「遺伝子の使い走り」である男性がアッシーくんやメッシーくん、ミツグくんなど
喜んで「女性に尽くす」のは、「生殖行為」の際に伴う「快感」というご褒美のためなのだろう。
なんだかフロイトの二番煎じみたいだが。

なんだけど、最近では、精子だけ取り出してという人工授精も行われ、
このままでは、まるで長旅をして遡上してきたのに、精子をふりかける前に、
搾り取られて人工孵化させられてしまうオスのサケのようになってしまいかねないかも。

「女の時代」とかちょっと前に騒がれていたが、人類いや生物有史以来
女性上位、女性優位の時代だったんだ、作者の言説に従えば。

作者は本の終わりで魚は一生水の中にいるが、それを感じることなく生きているという
素敵なフレーズが出て来る。しかし、男はそうはいかない。
そう考えてしまうぼくは、たぶんダメなヤツなのだろう。
でも元々不具合だものと、開き直ったりして。
男性・女性を違った立場から見ることができ、
とりわけ男性なら自分のマッチョ度合いをはかるのに好適。
おもしろうてやがて哀しき一冊だ。

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	<dc:creator>soneakira</dc:creator>
  <dc:date>2008-11-07T13:42:10+09:00</dc:date> 
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