<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?> 
<rdf:RDF
   xmlns="http://purl.org/rss/1.0/"
   xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#"
   xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
   xml:lang="ja">
  <channel rdf:about="http://haine.blogtribe.org/">
  <title>不活性で怠惰なアタシの肉体の神秘</title>
  <link>http://haine.blogtribe.org/</link>
  <description>神秘っつーか、そういうのに迫ったり迫らなかったりします、暇なときに。</description>
  <dc:language>ja-jp</dc:language>
  <items>
  <rdf:Seq>
		<rdf:li rdf:resource="http://haine.blogtribe.org/entry-8ef6f916afb5173cc39fcec355f30212.html"/>
		<rdf:li rdf:resource="http://haine.blogtribe.org/entry-0d4e8f3b4f76424330185ccb6e325bbf.html"/>
		<rdf:li rdf:resource="http://haine.blogtribe.org/entry-b631f79dfa6785ee877f28f3da40ca99.html"/>
		<rdf:li rdf:resource="http://haine.blogtribe.org/entry-419bff6ce6e6631cd27665b1c2f7a3e0.html"/>
		<rdf:li rdf:resource="http://haine.blogtribe.org/entry-1f86df719f4c2bb4de457737245a03aa.html"/>
		<rdf:li rdf:resource="http://haine.blogtribe.org/entry-81c42280ddcc720bdaab0912f8b67cef.html"/>
		<rdf:li rdf:resource="http://haine.blogtribe.org/entry-8d79f6a9b6ce78b396f2599955230694.html"/>
		<rdf:li rdf:resource="http://haine.blogtribe.org/entry-7484a4f31823d268b114ab4ad06ea08b.html"/>
		<rdf:li rdf:resource="http://haine.blogtribe.org/entry-e9e22f421cea997c26e5fa281c031e72.html"/>
		<rdf:li rdf:resource="http://haine.blogtribe.org/entry-fb85f4b2b3e39f3a91863ef9dff64b83.html"/>
   </rdf:Seq>
  </items>
 </channel>
  <item rdf:about="http://haine.blogtribe.org/entry-8ef6f916afb5173cc39fcec355f30212.html">
  <title>インフる</title>
  <link>http://haine.blogtribe.org/entry-8ef6f916afb5173cc39fcec355f30212.html</link>
  <description>
１人で一日中 家にいて、マンガ読んでゴロゴロしてたら、
インフルエンザになった。


えー。
インフルエンザって、そういうルールだっけ？
もっと人から人へ、みたいなニュアンスの病気じゃなかったっけー？

って思ったんですけど、

歓迎します。
ようこそ。

ひそかにね、一度は、なりたいと思ってた。
もうね、大人だもの。
そろそろ私もインフルエンザの おめがねにね、かなう年頃かなって。

しかもね、インフルエンザになると５日間、仕事が休めるんです。
これはね、インフルエンザになるっきゃないって思ってた。

待ちに待ったインフルエンザ。今年流行りのA型ですか？


奇遇ですね、私も実はA型なんです。
お互い、ちょっと人見知り。

もうね、人から人への感染なんて大胆なこと、まずね、できない。
インフルのやつも、添い遂げるつもりで、うちの門を叩いたんだと思う。


だからこそのウェルカム。
よく来た、と。
自分の家だと思ってー、つってね温かく出迎えました。
インフルエンザが〜加藤はいねに〜
みたいなナレーション準備はできてた。


でもね、私だって看護師歴６年。
ちょっと咳き込んだぐらいじゃ「インフル」「インフル」
はしゃぐ時代は過ぎた。

お出かけというお出かけに誘われること無く、
昨日今日と誰とも会話した覚えもないこの私が、
本当にインフルエンザの座を もぎ取ることができたのか。

それを確かめる方法はただ一つ。
インフルエンザ判定検査をうける。


もうね、この検査が、すげぇの。
まずね、血を採って〜とかカッコイイやつじゃないのね。

血をとればね、大抵のことは判明しちゃうこの現代社会において、
この検査はね、鼻の穴にね、綿棒を つっこむの。


この時代、あえての、鼻。


今、そこフューチャーする意味ある？
人間の体の中で、一番、ボサッとしてる部位ですけど。

正直、私がインフルエンザかどうかを、鼻に決められたくねぇよ。

インフルエンザもね、よりによって、なんでそこ居ちゃったの？って。
他に行くとこなかったのー？ってことなんです。

そこにいるなら、他んとこにもいるんじゃねぇーの？とか
ノドとか怪しんじゃねぇーの？とかね、
言いたいことは山々なんですけど、

もうね、インフルといえば、鼻です。
鼻綿棒で白黒つける。


で、まあ鼻をやる他に、
インフルエンザの栄冠に輝いた人はいないので、
私もインフルエンザの称号を戴くために、
鼻綿棒の試練を受けに近くの病院に行ってきました。満を持して。


んで、そこの先生が
「あー、症状はインフルエンザっぽいね〜」っつーから、
やはり、と。
来るときが来た、と。

「じゃあ、ちょっとインフルエンザの検査してみますから〜」っつって、
横の部屋みたいなとこに呼ばれたんですけど、

まぁ、鼻の覚悟はできてた。

でもねー、なんつーかなー、鼻担当っぽい看護婦さんがねー、
もうね、見たかんじ、ワイルド。

関ヶ原あたり参加してたんじゃないかな？ってくらいね、
躍動感があった。

ほんとね、見た目で判断とかね、絶対ダメなんですけどね、
びっくりするくらいのオクレ毛。
オクレ毛に続くオクレ毛。

そういう私もね、なんせ朝からの高熱でね、
多少のオクレ毛は やむなしな感じだったんですけど、
彼女はね、３６０度オクレ毛。
全部オクレ毛に持ってかれてた。

あと、なんかねー、カルテをね、めくる手つきがね、完全にピリピリしてるのと、
二回に一回くらいの溜息がね、すごい。

もうね、まずね、そっちから行こう、と。
そっちの悩みから聞こっか、と。
そっちの問題をまず解決して、一息ついたとこで、鼻に綿棒入れられたい。
打ち解けた上で、鼻のステップに移りたい。

だってね、私もね、こう見えて医療人の端くれ。
インフルエンザの検査とかね、すげぇ見てきた。
なんなら、鼻綿棒を自由自在に操ってきた。
だから、あいつのことは、私よく知ってる。

綿棒綿棒言ってるけど、結構ね、あいつ、綿 少なめ。
飾り程度。

ほぼね、棒なの。知ってんの。

しかもね、棒がね、完全に長すぎ。
指揮棒くらいある。

その長さをエンジョイできる鼻は無いよ、と。
どこまで遠くにインフルエンザ探しに行く気なの？と。

そんなんをね、私の身の丈短めの だんごっ鼻で無茶されたら、
まさかの大惨事ですよ。


でも、まあ、来るときは来る。
丸イスみたいのに座らされて、
目をね、ぱちくりさせて待ってたんですけど、

その看護婦さんがインフルエンザの検査のキットを用意して、
さあ、いざ！ってとこで、電話がなったの。

その電話がね、ちょっとしたイザコザ。

「えー、なんでー！朝確認してたでしょー！」みたいな。
「ちょっと、こっち無理だからね！」みたいな。
「そんなの、そっちでどうにかしてもらってよ」みたいな。

んで、「もう、いいです！」ガチャン！つって電話きって、
５秒くらいシーンとしたあとに、

「じゃあ、入れますねー」

って、もう、絶対、このタイミングじゃないんですよ。

ほんとね、私に５分 いただきたい。
朝ね、確認したと、この人は、絶対に朝、確認する人だよ、と。
言ってあげたい。

そこの わだかまりを解いて、お互い、穏やかな気持ちでね、
向かい合いたい。

でもね、もう綿棒はね迫ってくるわけです。

もっとね、違ったかたちでね、出会いたかった。



いやー。
奏でた。
悲鳴を。
久々にね、ギブアップした。
何回もね、「ギブしてるよー」って看護師さんの肩たたいた。

医療現場にもね、レフリーの必要性あった。


かたや私も、「動かないでー！」って６回くらい言われました。
ほんと、自分でも、釣り上げられた魚かなってくらい動いた。

もうちょっと我慢できると思ってた。
でも考えてみたら、鼻を我慢させたことなんて無かった。

鼻なんて、普段、なんのアクシデントにも見舞われてなかったので、
打たれ弱さが半端無かった。

でもさー、彼女の綿棒の追跡がすごくて！
鼻ん中で、カーチェイスになってた。

もうね、そこもう鼻通り過ぎちゃったよ、ってとこまで入ってきてた。
鼻の国境、軽く越えてた。越境だよ。


で、まぁ結果インフルエンザですらなくてね、
「ちょっとした風邪」みたいな言われようで帰ってきたんだけど、

こんだけ鼻グリグリしといて、「ちょっとした」とかね、ないから。

そんな言葉では片付けられないくらいのね風邪だったと、
むしろちょっとしたインフルエンザと言っても過言じゃないんじゃないかと、

思って婦長に連絡したんですけど、
仕事には、ちゃんと来て下さい、とのこと。
やはり、と。


</description>
	<dc:creator>haine</dc:creator>
  <dc:date>2009-02-04T18:31:04+09:00</dc:date> 
 </item>
  <item rdf:about="http://haine.blogtribe.org/entry-0d4e8f3b4f76424330185ccb6e325bbf.html">
  <title>チーム・バカスタの栄光</title>
  <link>http://haine.blogtribe.org/entry-0d4e8f3b4f76424330185ccb6e325bbf.html</link>
  <description>
外科病棟っていう命の最前線にいるんですけど、
一日の半分くらいを、モタつきながら過ごしてます。

すげー もたもたするー。


「メスー」つわれても、
「あれー？メスー？あれー？
　確かさっきまでそこに置いたのにー、
　あれー、しばしお待ちをー」
ってなる。

「クーパー」とか言われても、
「オーケー、クーパー。（ど、どれのことだっけ・・？）
　クーパー・・クーパー・・。（クーってなって、パーっぽい形のものって・・）」

で、丸っこい大きめの綿棒っぽいものを勘で渡して、
すげぇ雷落ちた。

正解、ハサミだった。

ハサミにはね、子供からお年寄りまで超 親しまれた「ハサミ」っつー
素晴らしい名前があるっつーの。
どうぞ、お見知りおきをー。

なのにだ、気を許すとドクターのやつ、今度は
「コッヘル」
とかね、言い出すの。

コッヘ（る）！？
・・・パン屋さんのことですか？
パン、ぱくついちゃう？いっとく？

って思ったんですけど、えっと、ドクターが思いの外 真顔でしたので、
今度こそ！
つって、綿棒渡しました。
綿棒に続く、綿棒の応酬。


セカンド・オブ・雷。


（怖かった・・。マリオだったら、確実にイッキ減ってた・・）


つーか、正解ね、ちっちゃめのハサミだった。

コッヘルっつー人が、自分の名前、付けちゃってた。
パンの名前とか言って、ごめん。

でも、おめぇの「俺の名前うふふ」っつー茶目っ気で、
何千、何万というナース達が、多分、時代を超えてモタついてっから。

あー、日本人がもっと頑張ってくれれば・・今頃、医療ドラマでは
「シゲル」
「はい」
「タケオ」
「はい」
「マサオ」
っつー息を呑むオペシーンが見られたのに。

なんて、思ってる間も、ドクターは
「コッヘル」つって、
「コッヘル」つって、
おいおいコッヘル大人気だなあ、なんつって感心してると
「ぺアン」
とかね、言うから。

もーね、ペアンって何？
一個もねぇの、日本語の名前？

んで、案の定、モタついてると
「もー綿棒やめてね」
っつー的確なアドバイスが。
危なかった、ちょっと綿棒かなって思ってた。

で、まぁ、探すんですけど。
処置用カートをガサゴソするフリすんですけどね、
心当たり、全然ないわけです。

で、イチかバチか

「あのー・・ペアン・・無いです」

無いです、つってみた。
（私のイメージする）ペアンは無いですって。
パスしてみた。

「ペアン、無いわけ無いでしょ！」

パス、無しだった。

「あれだよ！鉤（こう）が無いやつ！」

思わぬヒントがね、飛び出したんですけどねー、
いやー、盲点。
待ちに待った日本語なんですけど、
「鉤」に対するイメージがね、ほんとね、案外ね、ふんわりしてた。

ここ28年生きてきて、鉤の有る無しをね、判断したこと無いのね。
鉤に触れ合わず生きてきた。

で、まあすげぇガサゴソってたら、ドクターが諦めたように

「じゃあ、もう、コッヘルでいいよー」つって。

いいのー！？
コッヘル先輩、すげー。
コッヘといて間違いねぇー。

つって、渡したんですが、

「あれ、ペアンじゃん、あったの？」

つってね、ペアンね、すげぇ、コッヘル先輩に似てた。双子。


んで、何だかんだで処置も佳境。

「ガーゼ、８つ」

つわれて、

「まかせて」

なんつって、ガーゼをね８つ渡したんですけど。
もうね、渡す早さ風の如し ですよ。
さっきまでのモタつきが嘘のよう。

えっとね、「８つ」ってね、「八折り」のことだった。
「八つに折られた」ガーゼを「一枚」のことだった。

もうね、ドクターの手元、ガーゼ 山盛り。

途中、ドクター「ちょちょちょちょ・・」つってたけど、
私のスゴイ早さに対する賞賛の声だと思ってた。

八枚のガーゼをこんもりさせて、満足げな私に、
ドクターは諦めたように「バブルの頃を思い出した」つってた。

んで、まあ、そのあと、
「セッシ」つって
「セッシ」つって
はいはいはいはい つって気を許してたら、
「ゾンデ」
つった。


ゾンデ――――――！！！


ゾンデっちゃったー！
ゾンデは ねぇよ、ゾンデは。
ぜってぇ、ねぇ。騙されねぇ。
ゾンデは、ひどい。ひどすぎる。やりすぎ。


ゾンデ、あった。普通に。

長細い棒みたいなヤツだった。



で、まぁ、どうにか日々を乗り切ってるんですけど、
右往左往しつつもね、だいぶね、認められてきてると思う今日この頃。

で、今日も、器具を片付けながら思ったんですけど、

コッヘルとペアンはソックリだなあと。

でもね、よくみると、コッヘルには先に爪みたいのがあって、
ペアンにはそれが無いのを発見しました。

あ、鉤ってコレ？

もうね、日々発見、日々レベルアップしちゃってます。

「ペアンは鉤がないから、ほんとハサミにそっくりー。」
なんつー、ツウっぽい発言もね、どんどん後輩に言える。

したら、後輩が
「ほんと、加藤先輩がこの前、婦長さんに、
　『このハサミ切れないですよ、不良品ですよ！全く！』つって
　ペアンを持ってってた時にはヒヤヒヤしましたよ」
と言ってました。

あー・・・。
あの不良バサミもペアンだったの・・？
へー・・。
そっかそっか。
ペアンって、この世界では、結構有名なんだ。そっか。

あ、じゃあ、あの時婦長の言ってた
「ほんと、バカとハサミは使いようねー」
って言葉もね、

バカにされてたのは、ハサミの方では、なかったと。うん。


</description>
	<dc:creator>haine</dc:creator>
  <dc:date>2009-01-17T06:14:46+09:00</dc:date> 
 </item>
  <item rdf:about="http://haine.blogtribe.org/entry-b631f79dfa6785ee877f28f3da40ca99.html">
  <title>KA MI SA MA ！</title>
  <link>http://haine.blogtribe.org/entry-b631f79dfa6785ee877f28f3da40ca99.html</link>
  <description>
猫っ毛なんだと思ってました。神様！

薄毛でした。アーメン。


友よ！

できるだけ、できるだけ、重い雰囲気にならないように、
できるだけ、できるだけ、今の今 思いついたようなライトな感じで、

聞いてみた。


「ねえ、私のここ、禿げてない？もしかして。」


聞かれた友人は、「何言っちゃってんのアハハー」みたいな感じで、
「んなわけないから、ちょっと見せてみなさいよー」と心強く、
私の頭のてっぺんをガバッと覗き込んだ。


覗き込んで・・・

覗き込んで・・・

覗き込んで・・・

思いの外、ずっと覗き込んでるんですけど！助けて！


「見た・・まんまを・・言っていいよ・・」

促すと、

「んー、・・禿げてはー・・ないんだけど・・」

けど・・

「ハゲっていうか、・・多分・・多分ね、分け目・・。分け目なの。
　・・分け目が、ちょっと分かれすぎたっつーか」


分け目を、こじらせた。


友人は最終的にそう結論付けてから、

「でも、今 いーの、いっぱいあるから」
と、呪文のように唱えてました。


友の「分け目説」を信じて、分け目を変えるっつー、
大胆かつ繊細な手段に出てみたんですけど、
どこもかしこも人手不足のようで。



絶望したその時、ふいに思い出したんです。

「ボリューム」

という魔法の言葉を。


どっから、ともなく聞こえてくる

「トップにボリュームを持たせましてー」

って声を。


そう、私には強力な味方がいた。

この半年、忘れかけてたけど、
「美容院」っていうライフラインがあった。

そして、そこの私の担当の美容師さんは、
「トップのボリューム」に異常なこだわりを見せる人だった。

トップにボリュームを持たすことに関しては、彼女の右に出る人はいない。

私は彼女の腕にかかって、幾度となく これでもかっつーくらい
頭上にボリュームを持たせられてきた。

日本昔話のゴハンみたいになって、美容院をあとにしてきた。

住んでたアパートの裏が焼けた時、
「火元の方ですか？」とまで謳われたあのボリュームが、
今となっては、恋しくさえある。


そうだ、美容院に行こう！


決意して、もう二週間くらい経ってる。

美容院にもう半年近く行ってない、
行かなすぎて、今、あのキラキラした空間に躍り出るのが怖い。

つーか、トップ以外の髪の毛はね、割と伸び伸びとね 育ってるの。

長いの。
ロングヘアーなの。
あますとこなく、ふんわりパーマが施されてたはずなの。
半年くらい前までは、フェミニンの名を欲しいままにしてたはずだった。

でも、なんだろう、ちょっと目を離したすきに、
ずいぶん、たくましくなっちゃって、
風とかにも、そうそうなびかないし、
なんつーか、全然、揺れてない。
フェミニンから若武者へ。
そして、猛者へ。


そんなこと言っても、しょせんは髪ですから、
ほんとのとこ、ナイーブさからは切っても切り離せないわけで、
私だってね、クシとかね、全然嫌いじゃないわけで、
むしろコレ一本でやってきたと言っても過言じゃないわけです。

クシでガンガンとかしてきたわけです。

二ヶ月くらい前かなー、
これ、ひょっとしたら昼メロなんじゃないかなぁ？って。思った。
そのくらい、毛が絡まってんの。
もうね、後戻りできない感じになってるの。

でもね、なんつーかな、様子みてみた。
時間が解決してくれることもあるのかなって。

友達と温泉旅行行った日も、プールの後も、
といてるフリしてた。
二ヶ月パントマイム。


えっとね、時間、関係なかった。


そうして昼メロ状だった髪の毛は、みるみる有刺鉄線に変わった。
多分、こんなかで大仁田厚が何かと戦ってる。たまに感電とかしてる。



2009年1月

怖くなって、さすがにクシを入れたら、
クシ、折れました。

薄毛なのに剛毛っていう、ちょっとしたツンデレ。

翻弄されながらも、私も大人の はしくれですから、
クシだけってわけじゃないんです。
ブラシとかも、持ってんです。


ガツンとね、ブラッシング。


ブラシ。

二度と戻ってこなかったなあ。


禁断の領域に足を踏み入れてしまったのか、
ブラシがね、ワンストロークで帰ってこれなくなったのね。
身近に樹海！

頭からね、ブラシが取れなくなることがあるなんて、
考えたことなかった。

髪の毛の絡まりのスゴさ、
甘く見ちゃ駄目なんだね。

２８年生きてきて、まさかブラシを頭につけたまま、
仕事に行く日が来るなんて。

とりあえず、ちょっとしたオダンゴみたいに丸め込んで、
誤魔化した。

ブラシの柄の部分が割とアグレッシブだったけど、
なんとか誤魔化せた。

朝の申し送りで、先輩に「矢ガモ・・？」って聞かれたけど、
なんとか誤魔化せた。
病棟内でも、なんかが刺さってることはバレてたけど、
ブラシだとはバレてなかった。・・誤魔化せた。

ブラシは、トリートメントを丸々一本使ったら、
全然取れたので、おためしあれ。



んで、まぁ昨日勇気を出して美容院に行ってきたよ！


半年ぶりにお会いする担当さんは優しかった！
優しい笑顔だった！

優しい笑顔を貫きながらも、

「今日はどのように？」
って言うとこを

「今日はどのような？」
って言っちゃってたよ！

ご用件、聞いちゃってたよ！

髪の毛以外の目的で、美容院に まず来ないよ！


ほんとね、私の願いはただ一つ、
髪の毛を再び なびくようにして下さい。
あと、日本昔話のゴハンみたくして下さい。

あ、二つだった。


</description>
	<dc:creator>haine</dc:creator>
  <dc:date>2009-01-12T14:02:28+09:00</dc:date> 
 </item>
  <item rdf:about="http://haine.blogtribe.org/entry-419bff6ce6e6631cd27665b1c2f7a3e0.html">
  <title>レディーなのにゴーってなった。</title>
  <link>http://haine.blogtribe.org/entry-419bff6ce6e6631cd27665b1c2f7a3e0.html</link>
  <description>
フェロモンを出そう出そうと思ってたら、
何かの手違いでホルモンの方が出てたみたいで。

しかもミスの連鎖が止められず、完全に男性ホルモンの方。

産毛だ産毛だと言い聞かせて目をつぶってきたのが、
一夜明けたら、あわやの口髭です。


苦し紛れにも掴み取ったはずの性別は、たしか「レディー」。
そのレディーが、正月ちょっと うたた寝してるうちに、ダンディーに。
ワインだって、ちょっと寝かしたくらいじゃ、こんな成熟しない。
成熟の一途。
完全なるスピード違反で。


まあね、口髭は剃ればいいからねー、なんつって せっせと しのいできたんだけどねー。
割と 一時しのぎ。


こないだねー、ビルのエレベーターみたいなの乗ったのですがー。
んで、それには監視カメラみたいのがついててね、しかもそれが、
エレベーター内の小さな液晶みたいのに映るっつー安心設計。


あー、安心設計のはずなのに・・・
私ね、今 それ見て、がぜん揺らいでる、安心が。安心と設計が。

えっとね、そのカメラは後方からね、私のバックショットを
ばっちりとレンズに納めてるわけなんですが、

それをね こちらのモニターでね、確認するにあたりまして、

もうね、禿げちゃってんの、私。頭。

いやいやいやいや、ね。
そうは言ってもね、ここはね、レディーの意地を見せたいところ。
決してね、ばっくり行っちゃってるわけじゃないの。
ちょっとなの。ほんのちょっとなの。
言うなれば、「ちょっと、ここ置いといた定期どこやったー？」
みたいなレベル。
ちょっと目を離した隙のレベルでね、禿げてました。うっすらと。

こういうのをね、うすら禿げ って呼ぶのかな。

でもねでもね、正直ね、こんなアクオスでもなんでもない液晶にね、
私の実力がね、本当に測れるのかと、
そもそもこの画素数じゃ私の猫っ毛は再現できないんじゃないかと、

なんて、自分の心を落ち着かせつつ、もっかい見た。

それ見てね、「あ、地球が制止する日、今日だ」って思いました。

もう地肌の質感がね、バッチリ。

男性ホルモンの余波がこんなとこに。
かなりのビッグウェーブで。

で、まぁエレベーター降りたらね、軽く迷いました。
もうね、どこに行けばいいのやら。


口髭で禿げて迷うって、もう完全体のお爺ちゃんです。


で、結局ね、どこのエレベーターだったかって、
弟とアイススケートに来た途中だったんだけど、

私も弟も、スケートとかね、全然やったことなくて、
震える手で手すりを握り合う様子なんかは、まさに
氷上に舞い降りたお爺ちゃんでした。
お爺ちゃんの名をね、欲しいままにしてた。

欲しくなかったけど。


</description>
	<dc:creator>haine</dc:creator>
  <dc:date>2009-01-04T01:44:36+09:00</dc:date> 
 </item>
  <item rdf:about="http://haine.blogtribe.org/entry-1f86df719f4c2bb4de457737245a03aa.html">
  <title>牛年</title>
  <link>http://haine.blogtribe.org/entry-1f86df719f4c2bb4de457737245a03aa.html</link>
  <description>
２００９年。

にー・まる・まる・きゅー。

肉、丸々、食う。

そんな美味しげな本年が、まさかのウシドシ！


あけましたー。
年初めですが、まずね 「私、着々と太ってきたよ。」ということを
取り急ぎお伝えしなければ、と思います。

原因はね、明らか。
もーね、家の近くの ほっかほっか亭がね、うますぎて。うますぎて。

レジでね、言いたい。
日頃のね、感謝を込めて。
「シェフを呼んでくださる」って。

シェフがね、いる、絶対。三ツ星っぽいシェフが。
会いたいなあ。


で、まぁね、心身ともに満たされました。若干、身、多めで。


したらね、すげー「太った太った」言われて。指差して。
そこ指差し確認いるー？

つーかね、太ったんです。ものの見事に。
「太った？」って聞かれたら、「そりゃもう！」とか「がぜん！」とか、
答える用意はできてるんです。

なのにね、なんかさ、ちょいオブラードに包むの、みんな。
オブりつつも、150キロぐらいの直球投げてくんの。
言葉のドッジボール。


えっとね、「なんか太った？」って、なんなんだ！ってことをね、
言いたい、今日は。

つーかね、「なんか太った？」の「なんか」ってなんなんだ！
ってことをね、言いたい。


その「なんか」っつーのは、『（あれ？あれれれ？ちょっとさだかではないのですが、もしかしてもしかして）「なんだか」太った？』という「微妙」をあらわしてるのか、

はたまた『（大したキッカケもなく）なんかわかんないうちに太った？』みたいな、あきらかなる「油断」をあらわしてんのか、

さあどっち、っつーことなんです。



私もね外科病棟勤務っていう奇跡のオファーを受けて、
早一年。

ちょっとした救命の現場に、加藤ありき、みたいな感じになってるわけです。
もうね、ひっぱりだこ。

「加藤さん、ちょっとシーツかえてー」とか
「ちょっと、そこ持っててくれるー」とか
ほんとね、プロはね、仕事選ばないから、
いつでも１００％の力でシーツをかえるし、そこ とか持ってます。


そんな時にね、ドラマさながらに、うちの病棟にストレッチャーで患者が運ばれてきたのね。

もうね緊急ですよ。レンジャーですよ。
救急隊が直で病棟に患者を連れてきて、ドクターや看護師なんかがドヤドヤ集まって、

そしたら、私も「加藤さん、ちょっとー」なんつって、
もちろんお声がかかるわけ。

んで、私は近くにいた二人の後輩に、目配せした。

なんつーのかな、「あたしの背中、見とけ」っつーか、
「あたしの技、盗んじゃいな」みたいな。

したら、後輩も無言で頷いて、ついてきた。

んで、病室入ったら、ちょうど患者さんをストレッチャーからベッドに移すとこで、
先輩ナースが、またいつものキメ台詞をね、言うわけ。

「加藤さん、ちょっとそこ持ってー」つって。

この言葉はいわば、「加藤、やっちゃいな」ってことで、
「加藤、見せておやり」ってことで、
完全に、私の晴れ舞台なわけです。

ここでドラマみたいにドクターと救急隊の人と私で、
１・２・３！なんつって、患者を動かすわけですよ。後輩も見てるよ。

私は患者さんの胴体をベッドに寄せるっつー、まさに花形のポジションについて、

「せーの」

なんつって、目配せしまして、

「１・２・３！」つって、みんなで呼吸を合わせて、患者さんを移動させた。


させる…はずだった。



もうね、呼吸、バッラバラ・・・。

頭抱えてた救急隊なんて「１」で行こうとしてたし、

うちのドクターたちは「１・２・の・３」つってた。「の」って！
この緊急時に、完全に一拍置いちゃってんの。

足の方を持ってた先輩なんて、「１・２・の・３・ハイ！」つってた。
完全に出遅れ。


ちょっと！みんな！自由っ！？
すげー各々のリズムで行ったから、
患者さんが割と躍動感ある格好で着地しちゃったよ。


あとね、まぁ、すごい音がね、みんなに聞こえたかと思いますが、
あのね、私の背中が裂けました。

完全に、私ひとりで持ち上げてたからね。
びっくりするくらい重かったからね。

生まれて初めて、背中から服がね、破けた。


う、う、うぉおおおぉおぉおおおぉおおぉ――――――っ！！！！！


って、主人公が今までの限界を超える力を出すとき、服とかビッリビリになる漫画あるよね。

ジャンプに若干多めで。


ほんとね、気持ちわかる。
大切な人が目の前で傷つけられたりして、私だって遺憾の意ですよ。
怒りで服が破けるなんて、当然！わかってんの？事の重大さ！ってことなんですよ。
怒りで俺の服こんなんなっちゃったよ！ってことなんですよ。
俺の力に、服が耐えられなかった、ってことなんですよ。


でもさ、あのね、どんな状況であれ、服がビリビリになると、
結構ね、恥ずかしいです。

まわりもね、結構動揺する。

先輩、患者さんにかけるはずの毛布をね、私にかけてた。

ありがとう、先輩。
できれば、もっと薄手のものが良かった。
物乞いみたいになっちゃった。
そっとロッカーに着替えに行きたかったのに、割と目立ってます。
エレベーターでは、みんなの視線を釘ずけた。


わざわざ目配せしてまで、後輩に見せたのは、ほっかほっか亭で鍛えたサービスカットだった。

「ポロリもあるよ」って言っとけば良かった。
「私の背中みとけ」とか言うんじゃなかった。


あとで、「今日、どうだった？」つって聞いたら、

後輩いわく、「加藤先輩、羽化したかと思った」とのこと。
もう1人の後輩は「発芽」って言ってた。

あいつら、私の「背中」しか見てなかった。


あと、破れた白衣を総務に持っていったら、

「あらー？ここの生地は破けにくいはずなんだけどねー、
　なんか太ったー？」

って言われたので、またちょっとやり場のない気持ちで、服が破けそうでした。


</description>
	<dc:creator>haine</dc:creator>
  <dc:date>2009-01-02T08:24:48+09:00</dc:date> 
 </item>
  <item rdf:about="http://haine.blogtribe.org/entry-81c42280ddcc720bdaab0912f8b67cef.html">
  <title>お家でできる、お手軽ドライクリーニング</title>
  <link>http://haine.blogtribe.org/entry-81c42280ddcc720bdaab0912f8b67cef.html</link>
  <description>
中古で買った洗濯機が、手負いの獣みたいな子で。




いや、なんか、長年使ってた洗濯機が突然トトロみたいになっちゃって。

なんていうかな、「開始ボタン」を押すコトとかって、
もはや洗濯には避けては通れない道なんですが、
なんつーかな、２０回くらい押して、ようやく１回洗濯が開始できるみたいな。

「おねがい! トトロのところへ通して！メイが迷子になっちゃったの！
　もうじき暗くなるのに…あの子 どっかで道に迷ってるの！」
くらいのドラマティックな展開がないと、洗濯が成功しなくなってしまって。

で、まぁ、買い替えるっていう大人の対応をね、サクっとしたんですけど。

中古で買った洗濯機が、手負いの獣みたいな子で。


前の家でね、どんなことが この子にあったかはわかんないんだけど、
多分ね、根はね素直でイイ子だと思うんですけど、
なんつーかな、不器用なのかしら、

洗濯機でありながら、洗濯が苦手っていう、十字架をね、背負ってる。
完全なるミスキャスト。


まずね、「洗う」っていう洗濯における、メインイベントがあるじゃないですか。

そこはね、非常にダイナミック。
なんかシャチでも迷い込んだ？っつーくらいバシャついてんの、洗濯槽が。
すげぇ洗ってんの。
洗ってくれてんの。
その洗いがね、すごくて。

洗濯って、こんな桶狭間みたいなことだっけ？

ってね、思った。
なんかね、フタからちょっと袖とかが飛び出してきてんの。修羅場。
あとね、洗濯機からね、すっごい水しぶき飛んでくる。

もうね、この時点で、フタが ゆっるゆるっつーのはお見通し。
完全にパカついてた。


でね、次は「脱水」っつー大舞台が待ってるわけですが、

もうね、ここは間違いなくダイナミック。
気迫感じる洗濯槽。

地響きみたいな回転音と共に、すごい震えはじめて、
なんつーかな、「脱水」に ヘリポートを感じた。
あ、この洗濯機、離陸すっかも…って思った。

で、案の定ね、フタがね、ぱっかぱかでね、
中の様子がたまに垣間見えたんですけどね、

ねるねるねるね みたいになってた。

驚いて、もうちょっとよく確認したくてフタをちゃんと開こうとしたら、
もうね、さっきまでね、フタ ぱっかぱか だったくせに
すげぇブザー。
囚人脱獄したくらいのブザー。
ビ――――――つって。


んで、全ての工程が終わってフタ開けたら、
セーターが半分くらい毛糸に戻りかけてた。
マジカルー。



という感じで、「洗濯」というイベントから遠のいてたら、
新しいパンツが一枚もなくなったよー。

でも、洗わなくても二ヶ月くらい ほっとくとカピカピになって、
逆にニオイが消えることを発見。
気分も新たに、また穿けます。
マジカルー。


</description>
	<dc:creator>haine</dc:creator>
  <dc:date>2008-12-29T07:27:59+09:00</dc:date> 
 </item>
  <item rdf:about="http://haine.blogtribe.org/entry-8d79f6a9b6ce78b396f2599955230694.html">
  <title>幻のライラの冒険</title>
  <link>http://haine.blogtribe.org/entry-8d79f6a9b6ce78b396f2599955230694.html</link>
  <description>
映画、見に行きたい。

映画、見に行って、

「この前、映画 見に行ったんだけどさー」

って言いたい。


これ魔法の言葉だと思う。
これをチョロっと言うだけで、

「何 見にいったのー？」

「誰と行ったのー？」

「で、どうだったー？」

って三つは質問される。
注目の的。
仕事場の休憩室の話題をさらえる。


で、私ね、先月くらいから、外科病棟に華々しく異動になったんですけど、
はい、華々しく。

いや、まぁ、華々しいは華々しかったんですけど、
いや、なんつーか ほんと華々しかったんですけど、
送り出す方は。

でも、えっと、迎い入れる方は、案外シビアなムードが漂ってまして、

若干の「つーか、今度来た加藤って誰？」みたいな空気が立ち込めてまして、

「つーか、加藤だっけ？伊藤だっけ？あれ、佐々木じゃなかった？」
みたいな空気が立ち込めてまして、

完全に、思わぬ来客みたいな感じなのね。

休憩室とかでも、もう、ドアを開ければ、
あ、呼ばれてない飲み会に来ちゃった？
みたいなムード。

私の訪れによって、明らかに、会話が途切れたからね。
明らかに話題、変わったからね。


そんな私ですが、そろそろね、休憩室デビューしてもいいかなって。

そろそろ、一回くらい、せめて５分くらい、何か発言をしたいなって。

ほんと、「今日は名前だけ覚えて帰ってくださいー」みたいな感じで、
とりあえず、軽くトークを交わしたいなって。

なんなら、すげぇ印象的な話しとかしちゃって、
んで、歴史番組のように
「のちの 加藤である」
みたいなデビューもちょっとアリかなみたいな。


で、まぁ話のツカミとして、
冒頭に述べた通り、「映画見に行ったよ大作戦」を思いつきまして、

映画、見に行きました。


って、言いたかった。
言い切りたかった。
「映画、見に行ったぞ！」って。

言い切れなかった。

つーかね、行ってたんだよ。気持ちは。
前売りのチケット買うくらいのモチベーションは絶対あった。
あいつ いつ行っててもおかしくないな、くらいの勢いはあった。

むしろね、行けなかったのが不思議なくらい。


だからね、お布団って、すげぇなって。
ただ驚くばかり。
お布団で、完全に鎮圧されてた。



で、次の日、仕事行ったんですけど、
その昼休み、休憩室でね、
案の定、細々とカップラーメン食べてたんですけど、

先輩の１人が言ったんですよ。


「私、ライラの冒険 見に行きたいんだよねー」


あ――――――――――！ですよ。

テンション上がった。

興奮した。

ライラつったら あれ。
私がまさに、昨日見ようと思ってたヤツなんですよ。
「ライラの冒険〜黄金の羅針盤〜」でしょ？

もうね、思ってもないチャンスに

「それ、私、昨日見たんですよ！」

って、言ってた。ほんと、ツルっと言ってた。


興奮して、間違った。

見に行こうと思ってたんですよ。だった。
思わぬショートカット。

魔法、使っちゃった…。
つーか、魔法使えないのに、自作のステッキ振っちゃった。
内心、呪文とか、もう、やっつけ仕事ですよ。
ほんと、祈るように、ブツブツ唱えましたよ。


でもね、さすが注目作だけあって、
先輩方の食いつきの激しいこと激しいこと。

軽くあらすじまで聞かれちゃってんですけど、
正直、登場人物、ライラくらいしか知らねぇー。

あ、あと、羅針盤も出るらしい。どうやら黄金らしい。

って、知識その程度。
題名から察せられる程度のレベルですよ。
それをもう、フル活用。
サ行変格活用くらいの変化は付けてお送りした。


というわけで、


『ライラの冒険〜黄金の羅針盤』
（見てない映画を勘でレビューする in外科病棟）


ライラの冒険。
ってことで、間違いなくジャンルはアドベンチャー。

ライラが冒険することに、間違いないわけです。
で、まぁ、見どころは、その冒険具合になるわけですが、
どうやら察するに、もうね、世界を救うか滅ぼすかが かかってるらしい。

冒険としては、一番かかっちゃ面倒なジャンルですよ。

オーロラを見たい！とか、アルプスを制覇したい！とか、
そういう趣味が高じて・・みたいなことじゃないですからね。
世界の命運ですから。


で、選ばれたのがライラ。

１１歳。


期待の新星もいいとこです。１１て。

もうね、体育着に着替える時に、
教室で着替えるか更衣室を使うかで揺れる微妙な年頃ですよ。

それが、植村直己（アルピニスト）や関野吉晴（グレートジャーニー）を押しのけての当確。

でも11なんて、冒険とかね、絶対なれてないんです。
しおりとか見て、リュックサック用意するのが精一杯な年代。
完全に、バナナはおやつ世代です。

で、CMを見る限り、なんか熊っぽい動物に乗ってるんですけど、
案の定、手ぶら。
見た感じ 身ぃひとつなんです。

なんかね、映像はちょっとした南極っぽいの。
完全に地面とか氷。

もうね、食料とかね、なんなら明日穿くパンツとかがね、
非常に心配されるんですけど、
ライラ、完全に、手ぶらでスキーな感じなんですよ。

その辺もね、見どころ。
冒険が佳境に入るにつれて、ライラのパンツも間違いなく佳境に入ってきます。
パンツ重ーくなってくる。


でね、そんなライラを導いてくれるのが、
アレです。
羅針盤です。


私がライラだったら、多分、
またまたぁ〜、って言う。
いやいやいや、羅針盤て。って言う。

もうね、黄金かどうかなんて、正直 問題じゃない。

世界を救うか滅ぼすかの大勝負ですよ？

もうちょっと、導くにしたって、もうちょっとあるでしょ。

言っとくけど、私なんてグーグルマップでも、割と彷徨っちゃうタチなんですよ。

それが、羅針盤でお願いしますって、どんだけアバウトなの。


ほんとね、ロード・オブ・ザ・リングの時もね、口酸っぱく言ったんですけど、

リングぽっきりじゃ、そうそうロード・オブ・ザれねぇよって。

あれ、リング授かったのが私とかだったら、
三部作にならなかったと思う。

「やべぇ、昨日リング手に入れちゃった」
「まじでー」

共演者１人。
ロード・オブ・座談会。


でも、結局、見事にあいつらは最終章まで漕ぎ付けてたから、
すげぇ。

渡しとくもんだね、指輪とか。


で、まぁライラも頑張れよって話です。

ほんとね、羅針盤とかね、ザッとした感じで導いてくれると思うので、
パンツとか、多めに持って行った方が間違いないよ。

あとね、針くるくる〜ってなったら、多分、そこ樹海。





って話を、口とかカラッカラになりながら、一生懸命してたら、
あとから来た後輩っぽい子が軽く

「え、でも「ライラの冒険」ってまだ公開されてないですよね？」

って言ってた。

私の羅針盤も、針くるくる〜ってなった。



それが二月のことでした。

のちの 加藤である。



</description>
	<dc:creator>haine</dc:creator>
  <dc:date>2008-03-24T02:23:17+09:00</dc:date> 
 </item>
  <item rdf:about="http://haine.blogtribe.org/entry-7484a4f31823d268b114ab4ad06ea08b.html">
  <title>ゆめゆめ、夢みることなかれ</title>
  <link>http://haine.blogtribe.org/entry-7484a4f31823d268b114ab4ad06ea08b.html</link>
  <description>
夢をよく見るんだけど、
その夢がいつも方向性が間違ってて困ってる。

なんか、夢なんだけど、やたら大冒険とか。
こっち全然寝る気なのに、やたら複雑な世界観とか。

ちょっと気を許すと、世界の平和が かかったりしてる。
寝てるのに。
いる？夢にその驚愕のラスト。


もうさ、私だって社会人なわけでね、
０時とかに寝て、６時とかには起きて、
明日もまた仕事なわけ。

でさー、友達とかがよく
「もー仕事の夢みちゃって、全然寝た気しない」
とか言ってんだけど、

私なんて、ゴロゴロ転がる岩とかに追いかけられた上に、
怪獣みたいなのとも戦ったりして、
仕事の大変さは ゆうに超えてるわけ。
ちょっと服も破けたりなんかして、
膝とかも若干すりむいてるわけ。

舞台も、なんつーかアラスカとかエジプトとかでね、
中野、平気で超えてんの。
中野と杉並くらいにしか、居たことないのに。

中野でもいっぱいいっぱいなのに、
地球規模とか、ホントもう全然求めてないんですよ、
夢にそんなスペクタクル。


なんかさ、もっとあるじゃん？
「昔行ってた小学校の夢見た。」とか、そういうのが。
そういうのがいい。
身近なもん、出して欲しい。
「あーそうそうこれ！」みたいなの出して。


願ってたら、この前ドラえもんの夢みた。

タケコプター！とか出てさー、

そうそう、そういう感じー。
って思って付けたら、
私のだけ、なんか調子悪いの。

静香とかのび太とか、「わーい」なんつって飛んでくんだけど、
私も乗り遅れまいとして「わーい」とか言ってんだけど、
口だけ。

なんかね、私のタケコプターだけ微妙にエンストっぽい音出てる。
あきらかに低空飛行になっちゃってんの。

もうね、タケコプターの調子が悪いとか、
はっきり言って命に関わっから、こっちも必死なわけ。
わからないながらに、すげぇ角度とか微調整してみるわけ。

でも何か、みんなすげぇ楽しそうにしてっから、
なんとなくドラえもんに「これ何か調子悪い」みたいなこと
なかなか言い出せなくて、
つーか、まだドラえもんともそれほど喋ってないし・・みたいな
人見知りさも垣間見えたりして、

必死に屋根とかにつかまって、浮いてるフリしてた。

もうさ、正直、二の腕とかプルプルしてんのに。浮いてないし。
だけど、なんか「わーい、たのしー」みたいにすげぇ空気読んだ発言したりして、

ジャイアンとかに「な？ドラえもんってすげぇだろ？」とか言われて、
「うん！すごい！」とか言ってんだけど、
もう家とか全然帰りたいの。

で、さすがに腕もだるくなってきて、
ちょっと気付いてほしくて、
「あ、あれ〜、何か、あんま浮かなくなってきた」
って勇気出して言ってみたんだけど、

ほんと、声とか震えたんだけど、

ちょうど、その時、ドラえもんが新しい道具出してて、
声がすげぇ被っちゃった感じになって、

一瞬、場の雰囲気もピリっとして、
「え、今、ドラえもん喋ってんのに・・」みたいな雰囲気っつーの？

で、なんかスネ夫が「え、何、今お前もなんか言った？」みたいに
聞いてくれたんだけど、
「や、なんでもない」みたいな感じになって、
「じゃあ、ちゃんとドラえもんの話きいとけよ」みたいな
空気になって、

あーすげぇドラえもんと遊ぶのも色々気ぃ使うなーつって、
思いながら目が覚めた。


・・・・ちげぇよ。

ドラえもんの夢って、もっと何か、違うでしょ。
空気とか、そういうの感じさせちゃ駄目でしょ。



で、こないだは、ニューハーフのテレビ見て、
そのあとスポーツ番組で高橋尚子のマラソンの話見て、

んで、寝たら、見事に混ざった。


なんか、突然「マラソンに出てください」みたいな
オファーが来て、

いやいやいや、無理っす。膝とか、アレですし。
みたいなこと言ったら、

「いや、フルじゃないから、ハーフマラソンだから」

とか言われて、

スタートライン立ったら、もうね、スタートライン一面の
ニューハーフなの。

え？そっちのハーフ？

みたいな感じになってるうちに、ピストルがなって、
一斉に走り出すわけ。ニューハーフが。

もうね、全員、きらびやかな衣装で。
やたらな巻き髪で。

でも、真剣なわけ。夢だから。
私も、絶対負けたくない！みたいに思ってるわけ。

だけど、どんどん先頭集団に追い抜かれて、
なんせ体力は男だから、
もうね、息遣いとかは、全然ワイルドなわけで、

ついにね、独走態勢に入ってたニューハーフがね、
ゴールしちゃうわけ。

もうね、ヅラとかもちょっと脱げて、マスカラとかも落ちてきて、
でも何か感動のゴール。

疎遠にしてた両親とかが、駆け寄ってきて、泣いたりして、
もうね、こっちまで泣きそう。

したっけ、いきなり、
何か審判みたい人がすげぇ勢いで、そのニューハーフに
向かって「ピー」とか笛吹いてんの。

「失格」とか言われてんの。

何か ヅラが取れちゃってっから とか、そんな理由で。

もうね、ひどい理由なんだけど、ありえないんだけど、
納得してんの。夢だから。

私も私で、「あ、そっかー」みたいな。
「ヅラ取れたら そりゃアウトっしょー」みたいな。

だって、これニューハーフマラソンだから。
ゴールする瞬間まで、女じゃないと駄目な決まりだから。

で、まぁ、たくさんのニューハーフたちが、
懸命に走りぬいてゴールしてくんだけど、

もうね、１５キロとか超えたあたりでね、
笛なりまくり。

１５キロくらい走ると、隠れてた男が目覚めだしてる。

胸のパットとかね、片方、腹あたりまで落ちてはアウト。
背中の方まで胸が廻っちゃってはアウト。
この短時間に、ヒゲが伸びちゃったら、もちアウト。

中継の人も
「あー今のエチオピアの選手は完全に男でしたねー」とか、
「残念！ブラジル代表選手、
　ゴール３００メートル前で、無念の「男」です！」
「いやー５キロ地点までは、かなりいい感じだったんですけどねー」
とか、もう言いたい放題。

ゴール直前の、女装破りの坂では、汗と疲労もピーク。
大抵のニューハーフたちが外股となり、
ハイヒールは折れるわ、油ギッシュだわで、
次々に脱落。
その険しさに、多くのニューハーフたちが男に戻っていった。


その頃になると、あちらこちらでファールの笛。

だけど、必死に胸のパットとか、髪飾りとか押さえながら走ってく。

給水所で、メイクとか直して走ってく。


そんな中を、なぜか私も、胸とか必死に直しながら走ってる。
女なのに。

男だってバレたらヤバイって思ってる。
女なのに。


で、まぁゴールすんだけど、案の定、ピーって笛吹かれてる。

「ヒゲ！」

とか言われてる。

で、「あー、昨日そるの忘れてたわー」とか思ってる。
女なのに。


そのあと、会見では、１位でゴールしたのに失格になったニューハーフが、

「実は半年前に手術しまして（モロッコで）」

みたいなこと言ってた。

敗因は高橋尚子と一緒だった。



で、目ぇ覚めて、

いや、それもちげぇ。って思った。

んで、全然 寝た気しない。


</description>
	<dc:creator>haine</dc:creator>
  <dc:date>2008-03-19T03:27:37+09:00</dc:date> 
 </item>
  <item rdf:about="http://haine.blogtribe.org/entry-e9e22f421cea997c26e5fa281c031e72.html">
  <title>あしたもジョー</title>
  <link>http://haine.blogtribe.org/entry-e9e22f421cea997c26e5fa281c031e72.html</link>
  <description>
今、世間で大注目の商品といえば、
やっぱTOTOのネオレスト・ウォッシュトイレだよねー。

なんせあのハイブリットエコロジーシステムが搭載されたおかげで、
世界初の洗浄技術を実現することができたんだよー。


で、世界初の洗浄技術が何かについては、
えっと、もう、ものすんごいんです。多分。

えっと、洗浄の中の洗浄。
いや洗浄というより、むしろ浄化と言っても過言ではない。多分。

何かが、もうガーってなって、
多分、肝っ玉母さんみたいのが、
もうすっごい勢いで「洗っといたからね！」みたいな。
そんな洗浄力。


そのくらいの何らかの洗浄力でね、トイレの新世代の名を
欲しいままにしてくれちゃってるんですよー。

キャッチコピーは、なんと

「９０年かけて見つけた答えです。　（NEOREST）」



おい、ちょっと、と。
９０年かけて、洗浄力だけ？
洗浄力一本。

おめぇ、ちゃんと考えてた？
ちょっと寝ちゃったんじゃねぇ？


あのね、私がね、何を言いたいかって、
もう男子便所のことなんですよ。

男子便の男子便器のことなんです。
あの子のことで頭がいっぱいなんですよ。

で、そちらさんは、あの子のことを９０年間、
一時でも考えてくれたことあったー？ってことなんです。


もうね、ぶっちゃけハイブッリトとかね、ほんとありがとう。
洗浄力とかね、便座のあたたかさとかね、もう存分に味わった。
正直、そうそうハイブラなくとも、女子として満足してる。

でもあの子見てあげてー。
男子ベンのあの子見てあげてー。
死んだ魚のように壁に張り付いてるあの便器たち見てあげてー。


あたしが男子便器だったら、ほんと、隣の便器にチョー話しかける。

「ねぇ、ちょっと。ちょっと。」

「なんだよ？ちゃんと前向いてろよ」

「ちょっと、見て？見て？
　オレの下、ビチョビチョなんですけどー」

「あ、マジだ」

「軽く乱射」

「つーか、ちょっとこっちの方まで来てんじゃーん、
　テンション下がるわー」

「だいぶ飛距離が出たね」

「つーかさ、そういや前から不思議だったんだけど、
　ちょっとさ、オレの足元、見てくんない？」

「な、なになに？」

「なんかさー黄色いコロコロしたの置いてない？」

「あ、ある。何それ！
　つーか、オレにもある！何コレ！
　すっげぇレモン臭！」

「なんかさー、みんなコレ狙ってくんだよー。
　で、当たるとちょっと嬉しそうなの。なんで。」

「つーかさ、このご時世じゃん？
　正直さ、CMとかで置き方ファブリーズとか言われてんじゃん。
　なのにこいつ、空気中で匂いをキャッチとかする気、全然ねぇな」

「な。」

「つーか、掃除のおばちゃん、早くこねぇかなぁ・・」

「明日の朝まで来ないって」

「マジかよー。
　つーかさ、つーかさ、東口のやつらのこと知ってる？」

「え、しらねぇ」

「抗菌コートされたって」

「マ、マ、マ、マジでぇー。
　憧れるなぁー、抗菌とか除菌とか滅菌とか・・」

「オレこないだ彼女にさー『この常在菌！』っつわれたもん」

「なー」



私はね、気付いちゃったんです。

今や、デスクに座りながらにして、世界の情勢が解ったり、
ネットでお買い物が出来ちゃう時代なんです。

そんなこの２１世紀にね、なんで、立ってしてんだ、と。
なんで、トイレだけいつまでも立ってやってんだと。

しかも、大抵のことは緻密に計算して
コントロールできるようになってるこの時代に、
Wiiの「ウイニングイレブン」なんて、いまや
ボール持ってない選手の動きまでコントロールできるこの時代に、

こと男子便器においては、だいたい７割弱 入ればオーケーみたいな曖昧さ。



例えばね、私たち女子なんかはね、いかなる緊急の場合でも
便器の外に何かが漏れるっていうのは、女子としての有事ですよ。

よもや、そんなことが起ころうものなら、即刻、証拠隠蔽ですよ。
すさまじぃ勢いで拭き取りますよ。


かたや、男子。
拭くものすら置いてない。


つーかね、男子便だけね、やたら難易度が高すぎるんですよ。

あんな高いとこからね、あんな射的ゲームか何かみたいにね、
おもむろに出してね、全部入るかって不可能なわけですよ。

万が一、入ったとしても、こう、反射っつーのかな、一種のバウンドっつーのかね、
なんらかの飛沫がね、はみ出ちゃうことは、想定の範囲内なんですよ。

だからって、「そのリバウンドを俺がもらった！」っていう
井上雄彦マンガみたいな人はそうそういないわけで、
その水しぶきに関しては完全にノータッチ。


もうさ、「ガソリン税」とか「防衛省の問題」とか「自衛権」とかね、
すごくね、熱く男子たちは語ってくれるわけですが、
トイレにオシッコが全部入らないことに関しては、案外ゆるい空気が漂ってる。
全く論議されない。


男性サイドで頭がいい人なんて、もうね、超いるわけ。その辺にいる。
弁護士だって、大学の教授だって、ノーベル賞受賞した人だって、いっぱいいる。
アインシュタインとか、ニュートンとか、全然いた。

その方々、全員、ちゃんと立ってしてるって。
素直！
す、すごい。
ぶ、文明が一箇所だけ、微動だにしてない。


なのに女子便器には、いまやビデの時代到来ですよ。
ティッシュだけでは、あきたらず、ついに小まめな水洗いですよ。

一方、男子は２、３回の軽い素振りだけで、トイレ終了ですよ。
確実に重力頼み。
月とか行ったら通用するのか。


それでも、トイレを一歩出ると、すごいわけですよ。
バチスタとかしちゃうわけですよ。
ハットトリックとか成し遂げちゃうわけです。
でもね、トイレは案外びちょびちょなわけです。

もうね、金田一とかね、この山荘で起こった悲しい事件の犯人は果たして一体誰なのか解き明かす前に、じっちゃんの名にかけて便器に１００パーセント入れてこってことなんです。


つーか女子の立場からして言えば、チャック下ろせばズボンも脱がずに出せるっつーその様式すら、
もはやトンネルを抜けると雪国くらいの感動ですよ。
羨ましいつったらない。
なにその銃刀法違反。



でもね、そろそろさ、改革の時期は来たと思う。

もうねハイブリットエコロジーシステムの時代が来たんです。

今まで殿方は、十分ね、頑張ってくれたと思う。
色んな名場面見せてくれた。
ほんと、今までありがとー。
あの後姿、私 絶対 忘れないんだからー。


うん。


じゃ、そろそろ、座ってみようか？

座って、コトを遂げてみようか。

便座もイイ頃合にあったまってるよー。



ってことを、昨日の夜勤で必死に入院患者のおじいちゃんに訴えたんですけど、

「いや、立ちます」

の一点張りで、
何コレ震度５？くらいのガクガクした足取りでトイレに行き、

あと一歩でグランドスラム！っつー 志し半ばでね、
すげぇ切羽詰った様子を見せまして、

私も慌ててしゃがんで彼のズボンを下げつつ、
便器までの若干の距離感に、

「お願い！田中さん、もう一歩前へっ！」

って声援を送ったんですけど、掛け声 虚しく、
田中さん、淡い放物線を描きつつ、若干の飛距離を出しながら、

僭越ながら、私の白衣が桜木花道並にリバウンドを取らせて頂きまして、
ほんとリバウンドを制する者は試合を制してた。

そんな私を横目に、何かを成し遂げたかのような
満足そうな田中氏の横顔に、
私もキャッチコピーが浮かんだよ。


「９０年かけて見つけた答えです。　（田中三郎）」



</description>
	<dc:creator>haine</dc:creator>
  <dc:date>2008-03-12T00:08:43+09:00</dc:date> 
 </item>
  <item rdf:about="http://haine.blogtribe.org/entry-fb85f4b2b3e39f3a91863ef9dff64b83.html">
  <title>ムーブメント！</title>
  <link>http://haine.blogtribe.org/entry-fb85f4b2b3e39f3a91863ef9dff64b83.html</link>
  <description>
あけおめー！


３月です。疑いようもなく明けてます。
完全にうっかり。


いや、これはもしや明けてんじゃないかなと薄々は感じてたけど、
それにしては、まわりが静かすぎると思って。

もっと何かしらパーティー的な感じじゃなかったっけ お正月って？
もっと何か、「ニューイヤー！」とか「ヒュー！」とかの歓声が、
私のまわりを飛び交ったりするんじゃなかったっけ？って。

何なら年が明けた瞬間に、隣にいた人とキッスのひとつやふたつ、
交わしちゃったりしませんでしたっけ？


１月１日、完全に生活音しか しなかった。
ほんと。コンビニのビニール漁る音の臨場感つったら、なかった。


もう、この時点で、明けたかどうだか疑わしい感じで、
むしろ、2007年とかアタシ結構嫌いじゃないし・・、みたいな
幅の広さを垣間見せたりもしたんですけど。

えっと、何かもー こんなことわざわざ言うのもアレなんだけどね、
誰か一人ぐらい、明けたねっつーことを電話してこいっつーの。

何ならメールでいい。
空メールでいい。
手ごたえ感じたい。
２００８とか、私も使いたい。


と、いうのも去年ぐらいから愕然と、そして着実に、
年賀状というネットワークから はぐれてきてて、
今年は、もう、限りなくゼロに近い「１」。

去年一回しか行ったことない美容院から一筋の光を見い出しました。
ほんと爆発パーマも かけとくもんですよ。

ね！




そんな怒涛の幕開けですが、１月については、
なんつーか、やはり「激動」と言わざる終えない。 

まぁ全てのものがね、動いた。 
だいたい動いた。



まずね、沈黙を破って動いたのは、「伝票」。
次に、あわび。

あ、あわびはいいや。えっと。伝票の方。


２００８年 年明け初、待ちに待った電話。

ワンコールで取りましたよ。
ほんと、カルタ名人っぽく。

えっと、仕事先からの
「加藤さん、
　注射の伝票が無くなったんだけど、加藤さん知らない？」的な、
前置きなしの軽い疑惑でした。


し、知らね―――――！（そして先輩、今年もよろしくー）


つーか、正月早々 断じて知らねー！
見たこともなければ、触ったこともねーぞー！って
懸命に身の潔白を訴えました。
なんなら、出るとこ出てもいい！



いやー、白衣のポッケは盲点でした。
出るとこ出なくて良かった。

翌日、自分の白衣のポッケから変わり果てた伝票の姿を見たとき、
もうね、誰のせいとか誰が悪いとかどうでもいい、無事に戻ってきてくれて良かった！って抱きしめました。
こいつぅー、心配させやがってぇー、もぉー食べちゃいたい！

ほんとね、食べちゃおうかと、思いました。恐ろしくて。
後ろで見てた後輩の視線とかが。



気がついたら、その後輩に「あわびでも食べに行く？」って誘ってました。

ほんと、高いものつったら、あわびしか思い出せなかった。

あわびなんて、食べたこともないのに。

その混乱に乗じて、気がついたら、後輩も何か３人に増えてまして。

さすがに「え、あれ？」つってみた。
Ａ型特有の角を立てない感じで「増えてねぇ？」って疑問を余すとこなくぶつけてみた。

したら「あ、マリちゃん、なんか失恋して落ち込んでて」って。

つーか、失恋は あわび じゃ癒されねぇぞっつーのは100歩譲って、
マリちゃんはいいや、マリちゃんは。
で、えっと、その隣の、あきらかに見たことない人、どなた？



聞けなかった・・・。

一瞬、マリちゃんを気遣ったことによって、
完全にタイミングを逃した。

「大丈夫？」って言う私の横で、
「そうだよ、元気だして」って言ってるこの子、誰？



そんな感じで、後輩２人と他人1人を連れて、小料理屋みたいなとこ行きました。

連れて・・っつーか、「あわびっていったらココだよねー」っていう後輩に連れられて。


ほんと、あからさまに みずほ銀行とか寄ってみたんですけど、
むしろ塩を送った感じになってて、
私が銀行から出てくる頃には「じゃあ食べるぞー」みたいなムードになってました。


で、まぁ、

「えっと、あの伝票はさ、手が空いて手伝ったんだよね。注射をさ。
えっと、伝票をなくしたことはホント私のミスだけど、
ミスの影に「手伝い」っていう思いやりの心があったことをお忘れなく！」

みたいなことをね、言いました。一気に。


ほんと、タイミング間違った。


後輩二人、ほぼメニューに夢中だったからねー。
「あわび＞先輩」の図式がバッチリ見えました。

で、なんか、もう1人の子が、「すげぇわかるぅー」って感じで聞いてくれてたけど、
相槌が「そうですよねー。で、先輩ビールでいいですか？」って、ほんと、わかってくれた？
大丈夫？つーか、多分 君の先輩じゃないけど、大丈夫？
明日から「なんか加藤さん、この前、注射伝票なくて大変だったらしいよー」っていう話題には、
間髪いれず「え、でも何か、手伝ってやってあげた注射だったらしいよー」って言ってくれる？大丈夫？
つーか、ビールで。


で、あれよあれよと、注文になって、三人はすげぇ たのみ慣れた感じで「バター焼き」とか言ってっから、私も遅れを取っちゃまずいと思って「あわびの踊り焼き」みたいのオーダーした。

んで、なんか、三人が軽く火を入れた感じのあわびが配られる中、
私だけに一人用の炭火であぶる ちっちゃい網みたいのが用意されて、あわびもすげぇ新鮮、っつーか、明らかにご存命。

コレきた！
あわびは、すげぇでかいし、
何より新鮮で、持ってきた店員の気合も違う感じで、

一瞬ね、周囲も興奮しだし、後輩達も
「それ、すごい美味しそう！」
みたいな羨望のまなざし。
隣の席の客からもヒシヒシ感じる期待感？
「あー、私もそっちにしとけばよかったー」みたいな意見もチラホラ。


えっと、火をつけて、事態は一転しました。


あわびの、思わぬ躍動感？そして臨場感？

このあわび 松田勇作じゃない？っつーくらいの表現力？

貝類って、こんなアクティブでしたっけ？

完全に、苦しんでる様がね、もうね、手に取るように伝わってくるんです。

「あぎゃー」「くっ苦し・・」「・・み、みず・・を」

って声が聞こえてくる気がする。

後輩達もね、一気に神妙な面持ちなんです。
「かわいそ・・」とか小声で言っちゃってるんです。
私のディナーに完全に感情移入しちゃってんです。
バター焼きとか、ちょいちょい つまみながら。

私も、バター焼きにするんだった。
そんなバター焼きに目を奪われてるうちに、


あ、あわび―――――！
ちょっと逃げてるー。
貝の部分を置いて、網のハシのほう行こうとしてるー。
必死。
つーか、貝んとこと具の部分は一心一体じゃねぇの？
置いてっちゃっていーの、それ？

私は何食わぬ顔であわびを箸で押さえながら、マリちゃんの失恋話聞きました。


つーか、全然失恋話じゃなかった。
失恋っつーか、告ってすらいなかった、しかも何か両思いっぽい。


「つーかさ、それは脈アリなんじゃん？」

って発言を、私したんですけど、

風を切るように言ったんですけど、

伝票のことはヨロシクね！って気持ちを込めてズバリ言い切ってみたんですけど、


びっくりした。


後輩たち、超テンション上がってたんですけど、
「え、どのへんがですかー！」「ほんとですかー！」
とか言ってたんだけど、

もうほんとごめん、ちょっと黙っててくれる？


えっと、まずあわびがね、完全に焼けたっぽいことをお知らせします。

なんかね、ちょっと見ないあいだに、弱々しくなってるのはいいとして、
なんつーの、あわびの背中、こんなに小さかったっけ・・みたいな。
焼けたせい？なんか一回り小柄になってるんですけど、
でもね、もうね、あわびがどーとか言ってられない動きがあったんですよ。


えっとね、私の向かいの壁がね、
小粋な感じでちょっと反射するようになってて、
自分の顔がね、うっすら見えるようになってんですけど、

「それ脈アリじゃん」つってる時の、私の「じゃん」のタイミングの顔が、

びっくりするほど、しゃくれてたんですよ。
もう何か、事件性を感じるほど。


人生の上り坂と下り坂で言ったら、間違いなく今「まさか」にいます。


いやいやいや、偶然の一致ってこともあるし、
あわびの小ささも、私のしゃくれも見間違いっつーか、
ある意味、スプーンを揺らすとアラ不思議、グニャグニャに見えるー！みたいな
目の錯覚の可能性大って思って、

「だって、好きじゃなきゃそんなことしないじゃん？」

って二度目の「じゃん」に挑戦してみたんですけども、
思う存分しゃくれてました。
アゴ、放物線えがいてた。大人の階段、駆け上がってた。

その後も、後輩の「そのあわび焼けてますよ」って声を無視して、
数打ってみたんですけど、何この揺るがぬ手ごたえ。
この小料理屋、時空歪んでない？ねぇ？
あわびが、ゴムみたいになっちゃったのも、そのせい？

初あわび。
噛み切れない。消しゴムの味。
噛んでる顔も、しゃくれてた。右に だいぶ。


そんな感じに２００８年、あらゆるものが右に左に動いた。

で、そんな私自信にも、信じられないオファーが。


夕暮れ、婦長室に呼び出し。

（で、ででで、伝票のことは・・ほんと・・申し訳ないと・・！）

と震える私に、婦長が言った。

「2月から外科に行ってほしいの」



奇跡の外科デビュー！


外科つったら、アレでしょ。
め、メス、あ、汗、とか言うアレでしょ？
斬った張ったの世界でしょ？


不安に震えつつ、家に帰ったら、
1ヶ月前に買った白菜が玄関まで転がってきてた。

びっくりした。

転がってきたことに。
転がれたことに。


1人暮らしじゃ食べきれないから、半分にカットされてる白菜を買ったのに、
知らないうちに育ってて、丸くなってた。一個に戻ってた。

伝票は動いて、
あわびも動いて、
アゴはしゃくれて、
白菜は増えた。

激動の1月をダイジェストでお送りしました。
次回は2月のダイジェストでお会いしましょう。


</description>
	<dc:creator>haine</dc:creator>
  <dc:date>2008-03-09T17:50:23+09:00</dc:date> 
 </item>
</rdf:RDF>