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  <title>il giorno</title>
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  <description>お久しぶりです。</description>
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  <title>移転</title>
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  <description>不親切な案内ですいません。
ブログはこちらに移転しました。
引き続きよろしくお願いします。

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	<dc:creator>inokuchi</dc:creator>
  <dc:date>2007-06-07T18:36:05+09:00</dc:date> 
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  <title>モバイルSuica</title>
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  <description>最近隔週で横浜か東京に行く機会があって行くときは高いけどJRを使う。Suicaは何枚か持っててデポジットを返してもらうことなく全部なくしてしまって紙の切符を毎回買っていて、北鎌倉で切符を買うのは良いとして新宿や横浜で切符を買うのは列に並ぶのが面倒くさい。ケータイはFelicaが付いているからモバイルSuicaを使えばいいんだけどVIEWカードというJRの発行するクレジットカードを契約しなければいけないのがアホらしく一切の電子マネー機能を使うつもりはなかった。
　
　ところが競争とは素晴らしいものでPASMOが登場してJRの殿様手法が揺らぎようやくVIEWカード以外のクレジットもOK、かつクレジットの連携なしでもケータイ本体にSuicaの電子マネー(SFマネー)がチャージできるようになった。そもそもクレジットカードと連携する必要性がよく理解出来ず、強いて言えばチャージの必要性がないのがウリなんだろうけどそうなるといちいちケータイを媒体にせずクレジットカードだけで事が足りると思うのは僕だけなんだろうか。こういうシステムは何より第一に紛失時の対応がシンプルでなくてはならず、ケータイとクレジットカード会社の両方に連絡しなければならない時点で失格だと思う。そういう訳で今回のSuicaの方針転換はようやく分かりやすい電子マネーのあるべきカタチに近づいた。ケータイにモバイルSuicaのアプリをインストールして情報はそのアプリで管理、チャージと決済はFelicaを使うからケータイ一台で完結、このシンプルさが大事。

　早速アプリをインストール、さあチャージするぞと駅に行って端末を探す。探せど見つからず駅員に聞くとモバイルSuicaはNewDaysという駅ナカのコンビニかFamily Martのナントカという端末からしかチャージできないと。駅で決済されるのに駅でチャージできないなんて素晴らしい。結局紙の切符を買って大船で乗り換えるついでにNewDaysというコンビニへ。「Suica使えます。」というビラは貼ってあっても「Suicaチャージできます。」という文句はなく、店員に聞こうとしたらそれどころじゃない。新聞買うために並んでる列にくわわって多分何も知らなそうなキオスクのオバちゃんにケータイ出して「3000円チャージ！」なんて言ってもチンプンカンっぽく、そもそも混み合って殺気立ってるキオスクのレジでもたつくのはリーマンの厳しい視線と寒い空気にさらされそうでそんな勇気はない。やむを得ずNewDaysでのチャージは諦め横浜で用事を済ませた後にFamily Martを見つけたからナントカ端末の前でメニューを探す。世の中には既に色々な電子マネーがあるようでそれっぽい項目は見つけたけれどSuicaという文字はない。仕方がないから店員に尋ねると「ウチではできません」と。チェーンのコンビニに「ウチ」という概念があることに驚いたけどよく聞くとFamily Martの中でも一部、それもごく一部の店舗の端末でしかチャージできないとのこと。「JRの駅に一番近いコンビニなら対応しているかもしれません。」という僅かながらのヒントをもらってその日も並んで切符を買って家路に着く。

　Suicaのアプリをインストールして早一ヶ月、永久にSFマネーをチャージできないんじゃないかかしら、いつかはナウい感じに改札にケータイをかざしてみたい。

　それにしてもDCMXとかiDとか電子マネーをより混沌の中へミスリードしているのはドコモ以外の何者でもない。
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	<dc:creator>inokuchi</dc:creator>
  <dc:date>2007-05-05T21:08:58+09:00</dc:date> 
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  <item rdf:about="http://inokuchi.blogtribe.org/entry-8069f571e8e23eec490cdd4ead2408de.html">
  <title>鎌倉借家探し　番外編</title>
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  <description>今回の借家探しで鎌倉中の不動産屋に足を運んだ。とかく借家の場合大手に少なく、一家でやっているような個人経営の店に扱いが多いのは事実だけれど、小規模の不動産屋が集まって「鎌倉のれん会」という組合を形成し市内の不動産屋であればどの地域の物件でも網にかかるという文句に関しては否だと思う。確かに毎週か隔週かで「のれん会」のメンバーで集まり情報交換はしているらしいが明らかに縄張りめいたテリトリーはあって、違う店に行って同じ物件を紹介されたことはなかった。つまり鎌倉で部屋や家を借りようと思ったら第一に住むエリアを決めてそのエリア内のめぼしい不動産屋に目をつけたらあまり動くことはせず足繁く長期間何度も訪ねる、顔を覚えられるまで通うことが結果として効率の良い検索方法かと。

じゃあどの不動産屋がより多く物件を押さえているかが次に知りたいところなので何十軒と回った市内不動産屋の中から借家に強いお勧めの店を。

1.大久保不動産
古い家にめっぽう強く、アトリエ、店舗、住居以外目的であっても待てば確実にシブい家を紹介してくれる。大手には任せない、地元の不動産屋さんだから信頼してという保守派の大家さんと古い家を希望しているくせに何かと注文の多い店子の間に入りながら采配を振るうのは腰の据わった女主人のなせる技。エリアは二階堂、材木座、大町、雪ノ下、扇ヶ谷等の旧市街。なにせお客が多そうなのでこっちから押さないと忘れられる。

2.梶川不動産
二の鳥居から小町通に抜ける路地沿い。対象エリアは大久保不動産とオーバーラップ。店主のCPUが高速で条件を言うや否や物件のビラがテーブルに並ぶ。話も仕事も早く家賃交渉に眉間を険しくすることなく商談をクローズへと向かわせる手腕は相当キレ者かと。人と話しているというより端末に向かっているような、この人はロボットなんじゃないかしらと、そんな感覚さえ覚える。

3.成渓社
エリアは北鎌倉。北鎌倉には見落としてしまうくらいの不動産屋が多く、それも扱う物件がお屋敷ばかりだったりすることが少なくない中、庶民派のラインナップが豊富でかつ回転もいい。たかだか7,8万の物件に面倒くさがることなく（鎌倉駅周辺には露骨な態度を見せる店が多い）、下見に原チャリで案内してくれる気さくさに、古いがちゃんとした物件が集まるのは納得。

4.KSハウジング
Philip Morrisをくわえながら去年の物件ビラをあさりながらあちこちに電話をかけまくる女主人の貫禄は印象深く立地の割に全域をカバーするくらいに顔が広いんだろう。訪ねたときは結局一件もなかったけれど希望に近い物件が出てきたよと電話をくれた店はここだけだったのでとりあえず紹介。時間を無視すればおそらく根気よく探してくれそう。

エリアが旧市街と北鎌倉に絞られてしまうのは結局借家がこのあたりに集中しているということに尽きる。逆にこのエリアから外れると一気に大手の守備範囲になってしまい藤沢なり大船なり大きな駅前の不動産屋を当った方が早い。そして僕の場合、何気なくネットを検索していたら今の家がヒットして、仲介も藤沢の不動産屋だったことはつまり世の中のほとんどの情報はインターネットの中にあるんだなあと改めて実感した次第。

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	<dc:creator>inokuchi</dc:creator>
  <dc:date>2007-05-02T22:52:24+09:00</dc:date> 
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  <item rdf:about="http://inokuchi.blogtribe.org/entry-8529ff5ffe09aea1542d2266c46d8432.html">
  <title>鎌倉借家探し　後編</title>
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  <description>もう引越したけれど過程を整理するつもりで。具体的にどんな物件があるのか、それが肝心なので「これありかもしれんね」とピンと来た物件を間取り図を交えて列挙。ちょっとtableの扱いを忘れてイラッとしてます。
エントリ１　二階堂　谷戸の一軒

二階堂、瑞泉寺の山門そば（交通の便悪し）、軽自動車ならOKの駐車場込みで76000円。
これは広い！50平米超、強引に今風の規格で言うところの2LDK＋板の間。こういう不思議な間取りを不動産屋から見せられると軽い興奮を覚える、どーなってんのよ？とか、この空間どういうつもりよ？と思いながら多分こんな具合だろうと想像して実際の物件を下見に行った時の答え合わせのような感覚がいい。そしてそれは家賃が高いほど嬉しい驚きとなり家賃が低いほどオチに終わることが多いけれど設計がアナーキーな平屋の場合、単にガッカリでは済まされない発見がある。例えばこの家の場合うるさいくらいに扉や引き戸が多く一つの部屋に行くためのルートがどの部屋においても複数あり、ライフスタイルに合わせた最適な動線を模索するのがここに住む上でのテーマになる。前に住んでいた人はそのテーマを突き詰める内に壁を破りカウンターを設け、便所へのショートカットとしてデッキまで拵えてしまった。大家さんが寛大だから計画さえ伝えれば改造も構わないとまで言われたけれど既に手を尽くした感があり、おもしろいけど空調で頭を抱えそう。



エントリ2　二階堂　屋敷の離れ

鎌倉宮から歩いて3分。豪邸の建ち並ぶ界隈、昭和らしいお屋敷の離れで100,000円。
場所は良し、日当り良し、庭広し、but 家賃の割に狭すぎ。縁側も長く建物に期待したけれど新しめのツーバイ。設備も新しく機能性が高いためにその分家賃に乗っかってる。夏休みの合宿には足りるが住むにはスペース不足。縁側からの緑一面の眺めは趣あるけど離れの旅館を探しているんじゃないからなあ、、、


エントリ3　扇ヵ谷　戦前の平屋

鎌倉駅徒歩12分、蛍も舞うマジ静かな住宅地、一等地なのに63,000円。
ここは真っ先に見つかって内見直前でドタキャンを食らった物件なのであまり触れたくないけれどたまにはこういう物件も出てくる可能性がなくもないという参考までに。ただし実は身内が押さえていて他人が借りようとすると「じゃあやっぱ私が住む」という具合のワガママに付き合うだけに終始する覚悟がいるのかもしれない。古い貸家を見て回っているとやはり縁側は魅力的。


エントリ4　北鎌倉　土手の上の平屋の一つ

北鎌倉徒歩10分。北鎌では北斜面か南斜面かで家賃が2,3割は変わる。夏はいいけど冬はそれなりに太陽が恋しくなる証拠。無論南斜面は高嶺の花だから割と陽の当る谷の真ん中だとこの広さで76,000円。素直に間取りがつまらん。現地で確認するとサツキの植わる土手の上というロケーションはいいけれどこの平屋が4軒仲良く並んでいるのがちょっとイメージからズレた。前はアメリカ人が住んでいたというくらい日本昔ばなし的な雰囲気は漂うがズバリ言うとボロくて高いのは理に適わん。


エントリ5　北鎌倉　路地の突き当たりの平屋

北鎌倉徒歩13分。完全北斜面、冬は陽が当たらず古いから67,000円。
3畳って何に使うのよ？、ホトケって何よ？狭そうながらも間取り図の誘惑にかられ内見。3畳は書斎、ホトケは仏壇とのこと。確かに狭いけれどこの家は収納がやたらと多く、台所に至っては玄関面以外はすべて棚か扉がある。床の間も広い。残念なのは縁側がなくガラス障子一枚隔てて濡れ縁、庭と続くこと。そして3畳の使い道、、、


あまり長期戦ではないものの3ヶ月見て回り手元に残ったのは以上5軒。貸家を探していると言うと大概の不動産屋は「なかなかないね」と言うけれどそんなこともない。ただAを満たせばBが足らず、その逆だったりと条件が厳しいのは確か。それはどんな部屋を探しても同じ、でも都市部ではないから近所の細かいユーティリティにこだわる余裕はないし、規格化されたアパートやマンションに比べ妥協の振り幅は相当デカい。


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	<dc:creator>inokuchi</dc:creator>
  <dc:date>2007-04-26T19:57:56+09:00</dc:date> 
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  <title>復活</title>
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  <description>ようやく復活しました。思えば引っ越してから色々なものが壊れて苦労が続き、プレステが壊れ、風呂が壊れ、これはもう磁場が悪いのかそれとも最近不思議と油揚げが食べたくなるのでキツネにでも憑かれたのかとにかくスーパーナチュラルなので滅入っていたけれど持ち直しました。ラップ現象くらいなら平気で寝れます。

冗談はさておいてインターネットのない生活はあり得ないな、と。テレビは見れなくても”検索”ができないと困る、もはやライフライン並のインフラです。この1ヶ月近くの不自由の元凶は唯一のマシンiBookで5月で2年目を迎える直前にクラッシュ、水をぶっかけるとか机から落とすようなことがない限りノートの不具合はほぼハードディスクしかあり得ないので換装すれば復活するはず。その前に救えるデータだけ救おうと何十回も起動にトライ、やっと起動したかと思えば10MBのコピーに30分とかあり得ないパフォーマンス、かなりのデータを切り捨てて修理の準備を整えるまでに２週間もかかるとは、、、

で、ディスク換装の選択肢は3つ、Apple、職人、自前。自己判断ではハードディスクだけど万が一他が逝っていたらという一抹の不安もあるのでAppleの正規修理がベスト。問題はApple Careという保証プログラムを更新しなかったので修理代がかさむ。このApple Careというのがクセもので年間費用が30,000円、壊れても壊れなくても30,000円。そして保証がない場合のノートの修理は一律45,000円という価格設定。壊れた時のことを考えて45,000円修理代払うなら30,000円で保証を付ければ安心、、、って保険にしては高すぎると思うし、これほど高いと2年目で壊れることが予定調和なような気がしてならない。何となく悔しく、なによりそんな金は払えないので「自力で何とかなりそう」という友達の言葉を信じ、パーツを買いにいざ新宿へ。

マンガ喫茶で情報を収集しようとこことか  こことかを見て「できそうだけどここではできん」という結論に達する。3時間後に飲む約束があり、それまでの時間を使って狭苦しいマン喫の部屋でやってしまえという計画はあえなく頓挫。加えてこのためだけに使う専用工具を買いそろえることを考慮すると職人にやらせてしまえという、つまり丸投げです。ただこの手の業種は意外と土日休が徹底していて今日預けて帰れるのは  恵比寿の一件だけ。どうせ時間は持て余してたから事務所代わりの恵比寿のマンションまで赴き、「あら、儲かってますねえ」という印象に若干ためらいはしたけれどこれ以上延ばすわけにはいかずよろしく頼む。80GBのディスク13,000円+技術料5,000円=18,000円也、後から調べると最安店より20％くらいは割高だけど、それでもApple Careよりは安くマシンも無事に復活したので結果オーライということで。


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	<dc:creator>inokuchi</dc:creator>
  <dc:date>2007-04-18T22:43:29+09:00</dc:date> 
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  <title>クラッシュ</title>
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  <description>パソコンがクラッシュしました。バックアップだけに２しゅうかんかかっています。こんげつちゅうにはHDをこうかんして、ふっきするよていです。

ばっくあっぷはこまめにしましょう。

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	<dc:creator>inokuchi</dc:creator>
  <dc:date>2007-04-04T22:47:02+09:00</dc:date> 
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  <title>新しい暮らし</title>
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  <description>北鎌倉に引越しました。
今回で8回目となる引越しは文句なく一番大変でした。
不便だけど今手の届くところではとても素敵な家だと思います。
いつものようにさかのぼって書くつもりです。

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	<dc:creator>inokuchi</dc:creator>
  <dc:date>2007-03-16T19:42:39+09:00</dc:date> 
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  <title>爺ちゃんの命日</title>
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  <description>ちょうど去年の今頃奇跡的に一命を取り留めた爺ちゃんが今日逝った。退院したといってもほとんど寝たきりで週に何回か介護を受けている具合でその日も朝にヘルパーの人と少し話しをするほど変わりはなかったのに昼時に伯父さんが様子を見に帰ったら息をしていなかった、苦しんだ様子もなく眠るように終えた最期だったという。

一報をもらった時、不孝な孫かもしれないが「爺ちゃんタイミング悪すぎるよ」と思ったのが本音、ゴメン。この週末に引っ越しで、もちろん業者に頼むわけでもなく軽トラックのピストン運搬のみ、それも体力的に1日では到底無理だから今日、明日、明後日に分けてやる計画だったのに肝心の葬式は引越の日曜だと言う。何とか日曜を空けてくれないかと親から頼まれるもそれだけは絶対無理、エアコンの移設だとか前の部屋の引き渡しだとか一ヶ月も前に組んだ予定を今更、しかも引越ラッシュのこの時期にズラしたら次の予定も立たない。その手の事情は親類も分かってくれてじゃあ四十九日にでも来てくれればという話になりかけたが灰になる前にもう一度顔を見たいのは孫の心情、そこで土曜日の通夜にトンボ帰りでもいいから焼香はちゃんと済ませることにした。

仕事を終えて帰ってから喪服に着替え車を借りて久しぶりに東名を飛ばす。夜の高速はどれもつまらないけれど昼もつまらない東名は夜はもっとつまらない。東名の最大の罪は由比の海岸をぶっ壊したことで昼間にこの海岸線を走ると胸が痛くなる。僕が生まれた時に東名はとっくに出来ているからそれまでの由比を知るはずはない、それでもこの道路がなかったらここはどれだけキレイなとこなんだろうと二度と戻らない景色を想像するのは全然容易いくらい取り返しのつかないロケーション。御前崎の斎場に着いた頃にはもうお経は済んでいて誰もいなくなったホールには棺がぽつんと置かれているだけだった。いつも棺の中を見るときは親しい疎いに関わらず緊張する。死顔には苦しそうな顔と眠っているような顔の二つがあって、それはほとんどニュアンス程度のものなのにやっぱり死への恐れというのがあるからか苦しそうな顔は見たくない。幸運にも爺ちゃんの顔は安らかで冷たくはなっているけれど顔色は十分なくらい血の気が残っていた。触ることに全然抵抗を感じない、髪を撫でて唇を水で濡らして自慢だったジャンボ耳を引っ張ってみる。子供の頃会う度に引っ張ったこの感じ、今日で最後かあと色々懐かしい思い出は浮かんでくるが涙は全く出ない。悲しいことは悲しいけれど孫を泣かせるには長生きし過ぎたかな、っていうか大往生なんだから泣くくらいならその分尊敬するよ。

朝4時、静岡からの帰りはどしゃ降りの雨雲を引っ張って走っているような感じだった。家に着いてからも雨は止まず、前日の夕方からろくにモノも食べてないことを今更思い出したものの食う物なんてないし何より眠い。今回の引越はこのように出端をくじかれた。

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	<dc:creator>inokuchi</dc:creator>
  <dc:date>2007-03-09T22:50:18+09:00</dc:date> 
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  <title>世界同時ナントカ</title>
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  <description>今まで違和感をずっと感じてきたけど「またか」という具合になったので言いたいのは「世界同時」というセンスのないネーミングをただ何となく”グローバル”っぽいからと、ちょっと海を超える事件、現象が起こる度に「よし来た！」とばかりに使うのは止めた方がいい。

WTCのテロ、アメリカでは"Nine Eleven"とか”September Eleven Terror Attacks”、中国でも"九一一事件”、イタリアでも"Attentati dell'11 settembre (Attack of 11 September)"のようにあのジャンボが次々に激突していった瞬間にそうは呼んでいないはずだけど振り返って歴史的にインパクトの強い事件に名前を付けようと思ったら自然にそうなる。それを「世界同時ネーミング」と言うのだけれどそれから敢えて日本は漏れて「アメリカ同時多発テロ事件」と呼ぶ。確かに同時に多発的に起きた、でもその論理で名前を付けてしまうなら2.26事件を皇道派青年将校元老重臣殺害事件とか、血の日曜日事件をロシア対工場労働者争議発砲事件になってしまってとりあえず覚えにくく、かつ起こったコトの重大さの割にえらくイチイチ説明的でウザい。

どうしてこんな名前になってしまったのかを考えてあの時を振り返ってみるとNHKの中継にたどり着く。あのめくるめく展開するトラウマ的な光景、アメリカ人だって現地でいきなり中継を任された人だってあれを目の当たりにしたらパニックになる、それでも仕事だから言葉を使って実況なり説明しなければならないが原稿もなければ情報は錯綜するばかり、ただ分かっていることはあちこちで飛行機が墜落していること。だから現地の特派員はただ繰り返してた、「同時に、多発的に、同時に、多発的に」、それしか分からなかったんだから仕方がないけれどいつしかそれがテロップになって、新聞に刷られるまで一人歩きしてしまった。マスコミもちょっと頂けないと感じたのか「9.11事件」を定着させようと試みるもどうやら手遅れの様子、国民は完全に”アメリカ同時多発テロ”とう名前であの事件を刷り込まれてしまった。

WTCはもう仕方がない、コトが大きすぎて余裕もなかったしそもそも漢字文化だからどうしても名前が象徴的ではなく説明的になってしまう。でも絶対許せないのは「世界同時株安」。当たり前だろ。この時代マーケットにとって世界も同時もねえよ、あるのは時差だけだろ。こういうコトバをフツーに使えるセンスがたくまし過ぎる。

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	<dc:creator>inokuchi</dc:creator>
  <dc:date>2007-02-28T21:35:32+09:00</dc:date> 
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  <item rdf:about="http://inokuchi.blogtribe.org/entry-59adb23d679ef651f0dadc75fa75200f.html">
  <title>稽古　6日目</title>
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  <description>稽古に行って何かと発見することは色々あり、今日の発見はそういえば同じ釜を二度と見た事がないということ。夏は風炉、冬は炉、いずれにせよ炭でお湯を沸かすが炭火にくべる釜が風炉は小ぶりで炉は大ぶり。理由は単純で冷暖房のない時代、釜は冬のシンシンと冷え込んだ茶室を暖める役割もあるからで最も寒い2月の釜が最も大きく、乾いた空気を潤すために口も広い。それなら風炉用と炉用で二つあれば十分そうなのに、茶筒型や柿のような釜、香炉みたいな釜からあえて落として口が割れた様子を模したものまで毎月違う。もちろん全て鋳物だから放っておくとすぐに錆びるわけで、少なくとも12個の釜を手入れしないといけないなんて、、、

いつものように席入り、掛軸、花、道具の拝見を済ませてから今日は割稽古ではなく通しで薄茶を点てることに。いきなり炉を前にしても途方にくれるだけなので略式とされる盆点前で。字の通り丸いお盆に茶碗、茶杓、茶巾、茶筅、茶器をセット、お湯は柄杓で汲むのでなく鉄瓶から直接茶碗に注ぐ。もちろん細かい決まりが無数にあるけど今回はお茶を点ててみることが目的なのでそれに集中させてもらう。茶杓で一杯半、お湯は大体底から3センチ、茶筅でシャカシャカ、三日月の池が残る程度に泡立てる。何だこんなもんかという具合に点てたお茶を自分で飲んでみる。「マッズー！」まずヌルい、えらく薄い、半分あたりでダマが露になってきて飲み干してもカスが底にベッタリ残る。入れ方次第でこんなにマズくなっちゃうんだ、と軽くヘコんだ。道具だけではサマにならずカタチを覚えても味に及ばず、美味いお茶を点てるまでの道のりは長い。

今日の掛軸：規矩作法　守り尽くして　破るとも　離るるとても　もとを忘るな
今日の茶花：ウメ、カランコエ、ゼンマイ

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	<dc:creator>inokuchi</dc:creator>
  <dc:date>2007-02-25T18:31:16+09:00</dc:date> 
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